藤崎慧と深瀬彩織

留学？ ページ8

「Are you going to study in the U.S. after one week you know?(1週間後にアメリカ留学に行くのは知ってるな？)」

嘘でしょ!?

「What!?(えっ!?)」

「What!?(何!?)」

「えっ、あっ、はい、じゃなくてYes,yes.(知ってる、知ってる。)」

「No,Japanese！(日本語使うな！)」

「I'm sorry.(ごめんなさい。)」

「Not you like that you not studying abroad !(そんなんじゃ留学させないぞ！)」

何言ってるかわからないや。

でも、怒ってるなぁ〜。

「Are you understand?(わかったか？)」

「Yes.(はい。)」

「Because you are going over there two years You had better be ready by now already is gonna say.(もうそろそろ準備しといた方がいいぞ2年間はあっちに行くんだからな。)」

「Sure.(分かりました。)」


あの後、深瀬に電話を掛けたくて仕方がなかったが何とか気持ちを抑えた。
(電話をしていいのかわからなかったから。)

でも、インターが終わった途端、何もかもが切れた。

堪忍袋の緒が切れたというやつだ。

気がつけば、私は深瀬に掛けていた。

「もしもし〜、どうした〜。」

「どうしたじゃないわ！」

「何のこと？ていうか、深瀬口調直して。」

キー！

あいつには言われたくないわ！

今でも、思い出しただけで腹が立つ！

「なんで、俺に留学の事を黙ってたんだよ！」

「そっか･･･ばれちゃあ仕方がないわ。本当は皆に黙ってようと思ってたんだけど･･･。」

「なんで？なんで黙っていなくちゃならないんだよ？」

「だって、あっちには2年いるんだよ。」

今になって落ち着いて考えると、確かに黙ってた方が良かったかもしれない。

でも、その時はまだ誰も気づいていなかったんだ。

「えっ･･･2年も･･･。」

「私だって行きたくないけどさ、まぁ、今の状態じゃいけないんだけど。」

「あの校長、2年なんて言ってたんだ。」

全く分からなかった。

「よし！とりあえず、こういうときはなかじんだ！」

「今から行くの？」

「うん！いつものあの公園で待ち合わせで！」

「わかりました。」

よくわからない。→←ありがとうございます！&お詫び

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