踏切 ページ27
誰かが。
「運命は自分で変えるものだから。」
と言っていた。
ただ、それは嘘だと。
当時は思っていた。
私は薬の副作用に苦しんでいた。
なにもかもに嫌気がさし。
上手くいかなかったら何かに当たり。
とにかく荒んでいた。
♪カーンカーンカーン
今でも覚えている。
あの、踏切の音。
ボーとしていた。
この先に進んだら楽になれると。
そう思った。
死に場所を探していたのだろうか。
あの時の感情はいまだ思い出せない。
そうだ、踏み出そう。
踏切の中に入った。
「深瀬!」
なかじん、邪魔だよ。
「なんで来てるんだよ!」
「友達を失いたくない!」
私は言葉を失った。
その間になかじんに助けられた。
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ちー(プロフ) - ありがとうございます! (2014年7月28日 14時) (レス) id: 4433018792 (このIDを非表示/違反報告)
mk(プロフ) - ちーさんすみません!私の癖が・・・。今すぐ直します! (2014年7月28日 13時) (レス) id: 9e7f826247 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 私…?後、行変えお願いします!少し読みにくくて。。後は最高です!更新待ってます (2014年7月28日 11時) (レス) id: 4433018792 (このIDを非表示/違反報告)
mk(プロフ) - ありがとうございます! (2014年7月28日 10時) (レス) id: 9e7f826247 (このIDを非表示/違反報告)
misa - 最高です! (2014年5月16日 23時) (レス) id: e717985fce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mk | 作成日時:2014年1月8日 16時