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仲間 ページ17

連れてこられたのは食堂だった。

そこには私の仲間がたくさんいた。

仲間だと私は未だに思っている。

さっそく左隣の子に話しかけた。

「ねぇねぇ。」

・・・。

「ねぇねぇ。」

「うっさい。」

「すみません。」

怖いな。

話しかけちゃいけないのかな。

と思っていたら。

「おーい。」

右隣の子に話しかけられた。

「ひゃ!」

「そんなにビビんなくてもいいじゃないか。」

「ごめん。」

「始めてみる顔だけど、ひょっとしてやっとあそこから出られた感じ?」

そこは私がいたところだったので黙ってうなずいた。

「あ、なるほど。おれもかつてあそこにいたから。」

「あそこじゃない所に今日から俺も行くということ?」

「いや、つまり俺が言いたいことはやっと集団生活してもいいようお前は落ち着いたんだなって認められたんだと言う意味なわけで。」

「?」

「あー、もう、わりぃな、俺説明が下手で。」

「いいよ、別に。」

「今の言い方、ちょっと傷ついた。」

「ごめん。」

「気にするな。」

そして、いつものご飯が出てきて食べた。

肝心なことを訊いていなかった。

「そーいや、俺まだ聞いていなかったんだけどさ。」

「何?」

「名前何?」

「そんなもん知ってなんになる?」

「いや、なんて呼べばいいのかなって?」

「じゃ、仮名一郎で。」

「なんだよ、仮名ってw。」

「俺、自分の名前が嫌いなんだよ。」

「分かったよ。じゃ、俺は慧で。」

「慧ね、はいはい。」

こうして私は仲間が多分できたんだと思う。

ここには本当にいろんな人がいた。

私がそこを出るとき一郎はまだ出ていなかった。

だから、もしかしたら一郎はまだそこにいるかもしれない。

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ちー(プロフ) - ありがとうございます! (2014年7月28日 14時) (レス) id: 4433018792 (このIDを非表示/違反報告)
mk(プロフ) - ちーさんすみません!私の癖が・・・。今すぐ直します! (2014年7月28日 13時) (レス) id: 9e7f826247 (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 私…?後、行変えお願いします!少し読みにくくて。。後は最高です!更新待ってます (2014年7月28日 11時) (レス) id: 4433018792 (このIDを非表示/違反報告)
mk(プロフ) - ありがとうございます! (2014年7月28日 10時) (レス) id: 9e7f826247 (このIDを非表示/違反報告)
misa - 最高です! (2014年5月16日 23時) (レス) id: e717985fce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mk | 作成日時:2014年1月8日 16時

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