君の世界の端の秘密３【名前変換オリジナル】

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こんな日は足元がよく滑って、危ないから走っちゃダメだよって昔から言われてた。




でも…ダメなんだ




1秒でも早く…君に








御子柴くんに会いたい…。









――――――ゴーンゴーン♪♪




幸せの鐘の音が聞こえて、私は見つけた…。









「御子柴くん…！！！！」









恭「…え？なんで美海ちゃん？」






あの日以来初めて会った時君は相変わらず綺麗で、放っておいたらどこかに行ってしまうみたいに気まぐれで…
いつも私は目が離せないんだ。









「会いに来た。このままじゃ…嫌だから！！！」



恭「…」






ここに来て何を言う？、会って何を言う？
あの日逃げ出した私が…何をできるんだ？









「えっと…」






恭「ごめんね、この前は誤解も解けなくて美海ちゃんを困らせちゃったね」








私の言葉を遮ったのは君だった。

何故だろう、いつもと違う感じがしたのは…





「私こそ…きっと蘭奈の悪事に巻き込まれちゃったんだよね？ごめんね」






御子柴くんは、少し泣きそうな顔をした。









恭「俺…やっぱり美海ちゃんとは一緒にいられない」






「…ど、どうして？」





恭「こんな俺じゃあきっと君は嫌になる。きっとこれからも不安にさせちゃうだろうし、何回も困らせる。」









「違う…」





違う、私はこんなことを言われるためにここに来たんじゃない！








私の世界はある日突然、たった1人の少年に出会って変わった。









「私を振り回しといて…今更引くなんてずるい！！！！」





恭「えっ…」









「本当はすごく辛かった。でも、それでも私は…御子柴くんがそばにいてくれない方が…よっぽど辛かったの！！！」








君が回したこの世界を、今更止めることなんてできない。

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