君の世界の端の秘密３【名前変換オリジナル】

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六条「じゃあ、また明日学校で！」



「うん！じゃあね〜！」









六条さんと別れてすぐ、私は七橋さんの家に向かった。



すると…その近くの公園の灯りの下、誰かの姿が映し出された。









「…ん？あれ？」







よーく目を凝らしてみると…






「七橋さん？」





七橋「あれれ、上城さんだ〜！」








丁度会えた！なんだか嬉しいー！！








「こんばんわ！今丁度レシピを貸そうと思って家に行こうとしてたの」


七橋「そうだったんだ！わざわざありがとねぇ♡」









七橋さんの手招きする方へ向かい、2人で夜の公園のベンチに腰をかけた。








七橋「上城さんはどれ作ったのー？」



「私は、簡単ガトーショコラってやつだよ」







料理は出来るけど、お菓子作りは初めてだったからね…






七橋「へぇー！美味しそう！」



「七橋さんはどういうの作るの？」









七橋「ん〜、私は…カヌレ作ろうと思ってて」









カヌレってすごく難しいやつだよね…
この本でも難易度1番高かったやつだ




「すごいね！頑張るね〜七橋さん」


七橋「あはは…お菓子作りは得意じゃないんだけどね」




「なにか理由があるの？」





七橋「彼の好みを…クラスの男子に聞いてもらったの！
だから難しくてもどうしても作りたくて…」





「そっか〜！！」









どんだけ難しくても、好きな人のために頑張るんだよね


それってすごく素敵なこと。


私も…頑張らないと…！！！！

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