君の世界の端の秘密２【名前変換オリジナル】

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六条「はぁああ〜、タピオカ売り切れかよ〜」


健人「悪いな、谷津がラスイチ買っちゃって」



六条「いーのいーの笑！品数が少ないせいだからさww」









蘭奈「あの〜」






六条「…はい？」






蘭奈「上城美海って…どのクラスですか♡？」









――――――――――――――――――









「蘭奈は親友だった…でもある事を境に私と蘭奈の間には深い溝ができてしまった。」




恭「…何が、あったの？」









私はここに来る前の事

数少ない声楽部で部長になったこと

選抜メンバーから外れた蘭奈が八つ当たりで私の陰口や良くない噂を流して選抜を奪った事

クラスでも嫌がらせをされて転校することになった事




全部御子柴くんは聞いてくれた。








「こんな感じ…、こういうわけがあって転校してきたの。お父さんは家にいないし、お母さんが私の事心配してくれてわざわざ引越してここに来たの」




恭「あの子は…それを知らないんだよね」


「うん、私は家の都合で転校したことになってる。」









でも知られてしまったかもしれない

来られない事のない距離だったし
何より色々あったから…









「暗い話でごめんね」



恭「ううん、話してくれて嬉しい」







御子柴くんは私の手をぎゅっと握った。

誰かの体温に、心が跳ねる。







「ちょっ…誰かに見られたら…///」







恭「いいの！美海ちゃんは周りを気にしすぎ！」


「で、でも…」









私は彼の透き通るような綺麗な目をじっと見つめた。









恭「今は俺だけ、見ていればいいよ」

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