君の世界の端の秘密２【名前変換オリジナル】

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恭「美海ちゃんママってお料理上手なんですね！
どれもすっごく美味しいです♡」



母「やーん♡嬉しいこと言ってくれるわね！！ほんといつでも食べに来てくれていいのよ」


「お母さんってば……」





今日の夕食は、私とお母さんのふたりじゃない
御子柴くんがいる。



すごく変な感じなのに、心がとってもポカポカする。






恭「美海ちゃんの料理も美味しいんですよ！」


母「あら！？美海の言ってたお友達って…恭くんの事だったのね！！」



この前の自分で作ったお弁当
お母さんにレシピとか聞いたからね






「いいでしょ…別に///」


母「美海とそんなに仲良くしてくれるなんて嬉しいわ」







お母さん、てっきり女の子に作ると思ってたよね









恭「いえ、俺がお世話になってばかりですよ〜」




母「それになんだか息子が出来たみたいで、こんなお夕飯も素敵ね♡」



恭「……っ！」









御子柴くんは急に箸を止めた。





「ん？御子柴くん？」



恭「あ、ごめ…」







御子柴くんの顔を見ると、目が少し潤んでいた。

泣きそうな顔…初めて見た。






「えぇ！？どうしたの！？」

母「お母さん余計なこと言っちゃったかしら…？」






恭「いや なんか、こういうの久しぶりで……」






恭「俺、ずっと家族ともこうやってご飯一緒に食べることも無かったから…すごく嬉しくて」








「…そっか」







やっぱり君は強くなんてない





本当はずっと1人で寂しかったんだよね


私は御子柴くんの顔を見て、少しでもその寂しさを私も一緒に背負えたら良いと思った。




御子柴くんをもっと笑顔にしたい。





君の笑顔がもっと1番近くでみたい。

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