君の世界の端の秘密２【名前変換オリジナル】

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御子柴くんは最近CMソングになった女性シンガーの曲を入れた。

キーはそんなに高くないから男の子でも歌えるのかな



でも御子柴くんはすごく歌が上手だった。







足引っ張らないように…








健人「……久しぶりだな(ボソッ)」



「…え？」



健人「なんでもないよ」









すぐにイントロが始まった。




恭「よし！歌うよ〜♡一番いい点数とっちゃうからねー？」






するとクラスのお調子者、谷津くんがニヤニヤしながらみんなに言い出した。







谷津「おおー！御子柴と上城さんが歌うってよ〜！！」


女子「わ〜！楽しみ！！！」


男子「上城さんの歌声って気になるよな！」









みんな見てる！！！

そ、そんなにハードル上げないでよー！！！






「…うぅ」



恭「美海ちゃん！大丈夫〜！楽しく歌お♡」







その笑顔に…私の緊張も解けていくようだった。









「う、うん…！！///」









歌が…始まる。





久しぶりだ、人前で歌うのは……









•*¨*•.¸¸♬︎

瞬きもしない間に、その全てに心奪われた
時も言葉も魔法もいらない！
その笑顔で全部、君に奪われたみたいだ
心も体も無邪気な表情も欲しい
だけどそれは秘密の世界
くだらない事で暗く深く堕ちる世界線

この一瞬の煌めきで、想像した事の無い幻を
目が眩んで揺れ動く程見せるよ
この一瞬の祈りで、迷路のような幻想を
曖昧に誤魔化さずに語り続けるよ
君の世界の端でずっと……。


•*¨*•.¸¸♬︎













六条「…上手すぎ」


谷津「や、やべぇ」









恭「緊張しちゃったね♡」

「歌ってやっぱり楽しいね！」








君の声を聴きながら
私の声を重ねる。


まるで2人だけの空間で、ずっと愛を歌うように
幸せな空間に


私の思いは加速してしまう…。

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