君の世界の端の秘密２【名前変換オリジナル】

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六条side







蘭奈「美海とは前の高校で同じ部活だったんです。でも美海が私にした ''嫌がらせ'' が原因でクラスメイトからハブられたりしてたんです…。」



「…嫌がらせ？？」







上城さんとは付き合いは浅いけれど、嫌がらせとか
そんなことするような子にとても思えなかった。









蘭奈「…私をわざと大会メンバーから外したんです。」









「そんな、上城さんがそんなことするわけ…」

蘭奈「したの！！！」







その子は突然私の腕にしがみついてきた。




「…っ！？！？」




蘭奈「私は一生懸命練習してたのに、私の才能を妬んだ美海が……あんな事したから嫌われちゃって…！」






何この子…

上城さんが嫌いなのか好きなのか分からない…！！


それにとても、嫌な感じがする。









「いや、でもただの勘違いじゃない？」


蘭奈「違う！だから美海は嫌がらせに耐えられないで転校しちゃったのよ！！」








意味がわからない。





「でも、上城さんはそんなこと…」


蘭奈「それって、貴方が美海に信頼されてないって事じゃない？」



「…！！！！」




蘭奈「結局どこに行っても美海は友達すら作れないんだね……可哀想。ぴえーん」









上城さんは…


彼女は私にいつも素直だった。
笑ったりからかったり照れたり
大人しい感じなのに話すと楽しくて
いつも私の話を楽しそうに聞いてくれる。


可愛い女の子は苦手だ。でも…

そんな彼女だから、仲良くなりたいって思ったんだ。









「……しろ」






蘭奈「はぁ？」









「…いい加減にしろ！！！！！」

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