Ｂegin ｏｆ the world (ページ7)

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6、私の過去part1 ページ7

私の過去は、一言でまとめると最悪だった。
幼稚園の時、いじめにあいその前から両親から虐待を受けていた。
今でも、思い出すだけで自殺したくなる。
でも、私は小学校に上がったらいじめも虐待もなくなるだろうと信じて耐え抜いてた。
それだけを信じて生きていた。
しかしそれは甘かった。
小学校に上がった途端、私をいじめた奴らと同じ小学校に入学してしまったのだ。
私をいじめた奴らも両親もずる賢く水泳の授業になっても気づかれないところばかり殴るのだ。
相談所の人たちも1度だけ来た。
でも、どうやって追い返したのだろう？
1度だけ来たっきり来なくなった。
負けず嫌いな私は自殺=負けだと思い込み、決して自殺はしなかった。
小学校4年生の時
両親が事故にあい、死亡。
私は、母方の叔父さんに引き取られた。
一目で見て優しそうだなと思った。
でも、叔父さんはお金持ちだけど子供が苦手なようで私のためだけにマンションのある1室を買ってくれて、しかも生活費、学費諸々は全て払ってくれるという。
これこそが、山よりも高く、海よりも深い恩だと思った。
一人暮らしだから、家事全般は全てやらないといけないのだが、今は慣れてしまった。
いじめは、小学校を卒業するまではなくならなかったけど、中学に入ったら私をいじめた奴ら全員と別れることが出来、私は有頂天にいた。
しかし、これまでの人生の中でほとんどがいじめだった私は性格がかなり暗くなっていた。
だから、中学では影のように扱われた。
でも、いじめられるよりはまだいいかなと思い3年間を過ごした。
SEKAI NO OWARIに出会ったのはある音楽番組だった。
私は、小さいころから音楽が大好きで、将来は歌手か、作詞家か、あるいはどちらともになりたいと思った。
だから、一人暮らしをするようになってから音楽番組ばかりいつも見てた。
司会者「次はSEKAI NO OWARIの皆さんで、スターライトパレードです。」
セカイノオワリ？
私の今までの人生を表しているようであった。
そして、スターライトパレードが始まった途端、私は感動した。
世の中にこんな幻想的な曲があるなんて、この世は悪意で包まれているみたいな言葉を聞いたことがあるがそれは間違いだと知った。
悪意の中には、少しだけいいこともあるんだと思った。
SEKAI NO OWARIに、正確にはSEKAI NO OWARIが作り出す曲自体に私は惚れた。