今日も4人の愛が重い！【TOP4】

実況　12 ページ14

キヨside


ギュッと抱き締める力を強めると、Aは俺におでこを擦り付けた

Aがとる行動ひとつひとつに振り回されっぱなしだ

俺の腕の中にいる彼女は、かわいくて、温かくて、柔らかくて、優しい匂いがして

今まで出会ったどんな人とも違う

いつだって真っ直ぐに、実況者としての俺ではなく、1人の人間として接してくれる彼女が_______


レ「ただいまー！」


俺の思考はレトさんの声に遮られた

Aは俺から顔を上げると、玄関のほうへ駆けていってしまった


抱きついたってなにしたって靡いてくれないし
俺がどんなに想ってるかなんて、Aは知らないんだろうな


腕に残る甘い感触を確かめるように手を握り締めた


あ「2人ともおかえり！」

ガ「ただいまー、色々買ってきたよ」

レ「あ！キヨくんも帰ってきてたんだ！」

キ「さっき帰ってきた」

レ「今日はAのカレーとスーパーのお惣菜だよー」

あ「まだ準備終わってなくて・・・用意しちゃうからリビングで待っててくれる？」

ガ「なんか手伝おうか？」

あ「そーだな・・・じゃあ、お惣菜机に並べてきてもらってもいい？」

キ「じゃあ、あっちで待ってるね」

あ「うんっ！」


その日はみんなで夕飯を食べて、お酒を飲んで、ゲームをしたりしていたのだが・・・

そんな楽しい時間に水を刺すように、Aのケータイに複数の通知が届いた

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