第２７２話「母親」 ページ39
カテナチオカウンターを突破した鬼道
錠が崩れたオルフェウスを一気に抜き去り鬼道は私にパスを出す
鬼道「決めろ…!!」
貴女「任せて!!」
今度こそ……!
貴女「『スターリングスラッシュ』ｯｯ!!!!」
「『コロッセオガード』!うわぁあああｯｯ」
―ﾋﾟﾋﾟｰｯ
貴女「よしっ!」
今度は決められた!!
円堂「やったな!鬼道、A!」
鬼道「あぁ!」
貴女「うん!!」
やっぱりさっきのはまぐれだったのだろう
母の面影を忘れてシュートを打ったら、ちゃんと決めることが出来た
私の思い込みってやつだね
―ﾋﾟｯﾋﾟｰｯ
前半終了を知らせるホイッスルが、フィールドに響いた
壁山「同点っすー!!」
風丸「何より、カテナチオカウンターを破って同点になった事が大きな」
ヒロト「後半もこの調子で行けば必ず勝てる!」
ヒロトの言葉に大きく頷く一同
鬼道「果たしてそうかな、奴らは試合中にあれほど難易度が高い必殺タクティクスを完成させた。どんな力を秘めているか計り知れないぞ」
貴女「そうだね」
…っと、こんな大事な時だけどお手洗い行きたくなってきたな
貴女「すみません、後半戦に間に合うように帰って来るのでお手洗いに…」
久遠「行って来い」
貴女「はい」
道也さんに一言添えてから急いでお手洗いへ
ｼﾞｬｰｯと流れる蛇口を閉め、ハンカチで手に着いた水をふき取りながら外へ出る
貴女「すっきりした〜これで後半戦も…」
「集中できる」…そう言うはずだった
ｺﾂﾝ､ｺﾂﾝとヒール独特の音がホールに響く
その音の正体は私の真後ろから聞こえてくるが、振り返れない
脳が振り返るな!っと言っているようだ
かと言って体が動くかと問われてもNOとしか言えない。
まるで金縛りにあったかのような状態だ
貴女「(なんだろう、この嫌な感じは……っ)」
無理やりにでも体を後ろに向けさせれば、そこには髪の長い女性が立っていた
緩く巻かれた髪は、私よりも少しうすい水色の髪色をしていて、もう何年もあっていないというのに一瞬にしてわかった
その女性が誰なのか
貴女「なんであんたがここにいんだよ…ｯｯ!!!」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿私の母親だ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あいさん» ご指摘ありがとうございます!修正しておきました!! (2017年12月28日 12時) (
レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - まなさん» コメありがとうございます!そう言って貰えてとてもうれしいです!頑張ります＾＾ (2017年12月28日 12時) (レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 276話の亡くが、無くになっています (2017年12月28日 12時) (レス) id: 6e85fbc545 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» 続きが気になるので、どんどん頑張って更新してください！！fight！！fight！！＼(*⌒0⌒)ｂ♪ (2017年12月26日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 雛菊さん» ご指摘ありがとうございます!時間がある時に修正させて頂きますね!! (2017年12月16日 17時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2017年11月18日 11時
