第２６２話「練習台」 ページ28
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円堂「ありがとうな、夏未!色々と調べてくれて」
貴女「色々と混乱する事もあったけど、でも知れてよかった」
夏未は私たちの言葉に小さく頷くと、鬼瓦さんの車に乗り込んだ
円堂「じいちゃんのこと、何か分かったら…」
夏未「えぇ、もちろん…はっきりしたら必ず伝えるわ」
円堂「ごめんな、夏未」
夏未「大丈夫、これが終わったら…円堂くんの…円堂くんたちの皆の所に」
貴女「……」
円堂「あぁ、待ってる!」
夏未と鬼瓦さんを見送った後、再びふーちゃんの病室に戻る私と守
円堂「ふゆっぺとAのお父さんが、じいちゃんを助けてくれたんだ…天国にいるふゆっぺとAのお父さんにお礼を言わないと…大丈夫か?ふゆっぺ」
冬花「うん、大丈夫。きっとパパもママも空の上から見守ってくれてると思うから……それに」
久遠「ん?」
冬花「こんなにも優しくて、頼もしいお父さんがいるから」
久遠「冬花……」
円堂「うん!」
貴女「……」
*
あの衝撃的事実から数日、ふーちゃんも無事に退院し、マネージャーの仕事に復帰していた
私達も間近に迫った決勝戦に向け、練習に力を注ぎこむ
貴女「(そういえば、結局新必殺技浮かばなかったなぁ)」
色々とありすぎてそれどころではなかった
たった２日の出来事ではあったけど、色々な事実を知り、既にオーバーヒートを起こしそうだ
貴女「私も虎丸みたいに感覚で作れないかなぁー…」
水分補給を行いながらそんな愚痴を零す
冬花「Aちゃん、必殺技の事で悩んでるの…?」
貴女「そーなの、イタリア戦に向けてもう１つ、２つ新しい技欲しいなぁって」
冬花「そう言えば昔、手品とか見せてくれなかったっけ?」
貴女「あー!あの時マジシャンの真似事にハマってて、人を欺く方法がかっこいい〜とか言ってた記憶がー……欺、く…」
冬花「Aちゃん…?」
マジシャンは人の目を欺くのが得意だ
必ずしもタネがあるわけだけれども、それを見破れない人はどんどんどつぼにハマり、冷静さをなくすときもある……
貴女「それだ!!ふーちゃんナイス!!」
冬花「へっ?」
ドリンクとタオルをベンチに置き去りにし、グランドに突っ込んで行く
貴女「ちょっとヒロト!練習台になってよ!!」
ちょっと暇そうなヒロトを捕まえて、私はヒロトを必殺技の練習台とした
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あいさん» ご指摘ありがとうございます!修正しておきました!! (2017年12月28日 12時) (
レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - まなさん» コメありがとうございます!そう言って貰えてとてもうれしいです!頑張ります＾＾ (2017年12月28日 12時) (レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 276話の亡くが、無くになっています (2017年12月28日 12時) (レス) id: 6e85fbc545 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» 続きが気になるので、どんどん頑張って更新してください！！fight！！fight！！＼(*⌒0⌒)ｂ♪ (2017年12月26日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 雛菊さん» ご指摘ありがとうございます!時間がある時に修正させて頂きますね!! (2017年12月16日 17時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2017年11月18日 11時
