第２４７話「その言葉を」 ページ13
マーク「なぜカズヤを下げるんだ…?」
ディラン「ギンギンに攻めてるところなのに…」
事情を知らないユニコーンメンバーは疑問を抱える様子
貴女「一之瀬……」
少し離れた先に監督に向って必死に頼み込む姿の一之瀬が見える
一之瀬「お願いです!っこのまま戦わせてください!!!」
「お前はずっと全力の戦いをしてきた、疲労が激しいはずだ」
一之瀬「大丈夫です!まだやれます!!今日は特別な試合なんです!!!俺は最後までっ、ピッチに立っていたいんです…!!!」
「もう交代は認められた、お前はフィールドを出なければならないんだ」
一之瀬「っ」
必死に懇願するも、結局それは実らずに思い足取りでフィールドのライン前に立つ一之瀬
一之瀬「……やだ…俺はまだ……っ」
「……私には、選手を守る責任がある」
一之瀬「!! 監督……まさか、俺の身体の事を……」
はっとした表情で監督を見る一之瀬は、少しすると何かを認めたようで
一之瀬「皆……後は頼む」
一之瀬はついにラインを越え、ピッチを出た
彼の去っていく後ろ姿はあまりにも寂しく、先ほどの気迫も無くなり小さく見えた
彼はいなくなってしまったけど、まだ試合は終わって無い
私たちは絶対勝たなくちゃいけない、負けられない!!
貴女「絶対勝つ……!」
だってこの試合を最高の試合にしなきゃ
一之瀬だってそれを望んでるんだ
貴女「豪炎寺!」
豪炎寺「『爆熱スクリュー』ｯ!!」
―ﾋﾟｰｯ
ディランたちから奪ったボールを回せば、ちゃんとシュートを決めてくれる豪炎寺
直後
―ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｰｯ
試合終了のホイッスル
４−３と書かれた電光掲示板が、私たちはユニコーンを倒し、勝ったんだっと実感させる
円堂/貴女「「一之瀬」」
一之瀬「勝利おめでとう円堂、A……最後までピッチに立っていたかったけど…できなかった」
円堂「いや、お前がベンチに下がった後もピッチには気迫が残ってた」
貴女「だから、最後まで一之瀬と戦ってた気がする」
一之瀬「…ベンチで見てたんだ、みんなのプレーを…ずっと見てた……それでわかったんだ、俺はサッカーがしたい」
貴女「!!」
一之瀬「俺は諦めない、もう一度フィールドに戻って見せる!絶対に…!!」
あぁ
一之瀬「いつかまた、フィールドで会おう」
貴女「うん…!」
その言葉を待ってたよ＿＿＿＿＿＿＿＿
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あいさん» ご指摘ありがとうございます!修正しておきました!! (2017年12月28日 12時) (
レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - まなさん» コメありがとうございます!そう言って貰えてとてもうれしいです!頑張ります＾＾ (2017年12月28日 12時) (レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 276話の亡くが、無くになっています (2017年12月28日 12時) (レス) id: 6e85fbc545 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» 続きが気になるので、どんどん頑張って更新してください！！fight！！fight！！＼(*⌒0⌒)ｂ♪ (2017年12月26日 20時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 雛菊さん» ご指摘ありがとうございます!時間がある時に修正させて頂きますね!! (2017年12月16日 17時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2017年11月18日 11時
