第２３１話「頭の処理」 ページ46
もう頭の中はパニックを起こしている
色々な情報が頭の中に流れ込んで、頭の処理が追い付いていけない
これは幼いころの記憶……?
誰の?私の??
≪ママ!パパ!!ふーちゃんたちだよ!≫
≪ふーちゃーん!!≫
≪ｷｨｲｨｨｨｲｲｯｯｯ≫
さっきと同じブレーキ音
円堂「…!!……い!……おいA!」
貴女「ﾊｯ ぁ…円堂……」
円堂「大変なんだ!ふゆっぺが…!!」
貴女「! 冬花ちゃん…?」
円堂の腕の中で気絶している冬花ちゃん
―…ｽﾞｷﾝｯ ｽﾞｷﾝｯ
貴女「ふーちゃんｯｯ!!!!」
私たちは救急車を呼んで、病院に向かった
*
病院のベットで眠る冬花ちゃん
ずっと何かに魘されているようで、そんな冬花ちゃんを見てられずｷﾞｭｯっと手を握る
円堂「久遠監督…!」
久遠監督が病室に到着し、冬花ちゃんの顔をみては苦い顔をして「やはり、お前を連れてくるべきではなかった」と、そう告げた
円堂「でも、事故には巻き込まれなかったし…気を失っただけで」
久遠「事故を見たことが問題なんだ」
円堂「ぇ?」
貴女「それ、どういうことですか」
円堂「俺…ずっと気になっていたんです、どうしてふゆっぺは俺の事を覚えていないのかって……
何年も前の事だけど、稲妻街の事も覚えてないなんてやっぱり変です、監督…知っていることを教えてください」
久遠「……」
円堂の問いに黙る久遠監督
貴女「久遠監督!!!どうして教えてくれないんですか!?貴方はいつもそうです!!私にｯ、私達にｯ、肝心なことは何一つ教えてくれないｯｯ」
ねぇ久遠監督、答えてくださいよ
貴女「ふーちゃんはｯ!!!!私たちは一体…ｯｯ!!!!」
円堂「ふー…ちゃん?」
貴女｢ｯｯ、あれｯ?私……ｯ」
なんで"ふーちゃん"って……っ
久遠「落ち着きなさいA!」
貴女「やだっ、なんでっ、こんな………!!」
≪私、Aちゃんって呼ぶね!≫
≪じゃぁ私はふーちゃんって呼ぶ〜!≫
久遠「Aｯ!」
貴女「――……ｯｯ」
円堂「A……?!」
―…ﾄﾞｻｯ
*
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倉狩莉緒菜(プロフ) - あいかさん» コメありがとうございます!お待たせいたしました＾＾更新いたしました!!応援ありがとうございます、とてもうれしいです＾＾ (2017年11月18日 11時) (
レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 倉狩莉緒菜さん» どんどん更新していってください！fight！！待ってます！ (2017年11月16日 17時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きが気になりうずうずしていますので、どんどん更新してください！！fight！！応援して待ってます！ (2017年11月11日 21時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 雛菊さん» コメありがとうございます、そしてご指摘もありがとうございます＾＾誤字修正しておきます! (2017年11月5日 20時) (レス) id: cee2073a15 (このIDを非表示/違反報告)
雛菊(プロフ) - 久遠監督の『はやり…』は、『やはり…』じゃないんですか？ (2017年11月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 404c5c6b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2017年9月10日 18時
