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prologue ページ1







その手紙は、
まだ何色にも染まっていない真っ白の手紙だった。

コンピューターやネットが発達したこの時代、
手紙を送ってくる相手はそうそう限られていた。

仕事から帰ってきた俺は、
近所の迷惑にならないように、
小さなテーブルランプをつけて、
封を開けた。

中に入っていたのは数枚の便箋。
封筒と同様、何一つ汚れのない白だった。

俺は丁寧に折って入れられた便箋を開く。
一番初めの行には、
懐かしい筆跡でこう書いてあった。



「世界一不幸で、幸せ者な___へ」



俺は青いその文字を一つ一つ、
目でたどっていった。

星空バス→



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青空と虹(プロフ) - はじめまして。作品、読ませていただきました。まだ途中ですが、とても素敵なお話が待っているんだろうな、とワクワクが止まりません。更新、楽しみに待っています! (2018年4月5日 8時) (レス) id: 3acfcf4b67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茸* | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年11月15日 16時

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