第３３話「従うのは…」 ページ36
貴女「久遠監督を…」
豪炎寺「どう思うか…?」
おうむ返しをする豪炎寺と私の顔を見た鬼道は、小さく頷く
そして言葉を続けた
鬼道「俺には久遠監督が考えている事がわからない
それに、"呪われた監督"という噂…桜崎中を事件に巻き込んだ過去…
そして、今回の事…」
窓の外をのぞきながら話す鬼道
ゴーグルをつけているから、ちゃんとした表情を伺う事は出来なかったが
不安そうな表情なのは、確かだろう。
それに比べて豪炎寺はベッドに腰掛け
目を閉じながら冷静さを保っている
豪炎寺「気持ちはわかるぞ鬼道
…だが、俺は監督に従うつもりだ」
鬼道「ぇっ…?」
豪炎寺の返事がよほど意外だったのか、驚きの声を洩らす鬼道
貴女「ごめんね鬼道、私も久遠監督に従うつもり」
鬼道「何故だ?」
理由を尋ねる鬼道
その直後なる何かが壁にあたる音。
貴女「(やっと、気づいたのかな)」
豪炎寺「アイツだ」
貴女「円堂が久遠監督を信じている限り、私も信じる…だよね?豪炎寺」
豪炎寺「あぁ、全く持って同意見だ」
ﾄﾝｯ
もう一度なる壁
今度はすぐにまた音が鳴った
豪炎寺「我慢できなくなって、とうとう部屋の中でも始めたか」
音のなる部屋の方は円堂の部屋
ガラっとドアを開けると、中で壁にサッカーボールを打ち付け練習する円堂の姿
そこに豪炎寺が割って入る
円堂「豪炎寺…!」
豪炎寺「A!!」
豪炎寺からパスを受ける私
貴女「よーし、とっておきのテクニック見せちゃおっかな〜!」
私は先ほど練習していた
『相手をうまく欺き、翻弄しギリギリまでひきつける技』を鬼道や円堂、そして豪炎寺の前で披露して見せる。
円堂「!!すっげぇ…」
豪炎寺「ほぉ、やるじゃないか」
貴女「私だってパワーアップして帰ってきてるのよ??
鬼道!シュートだ!!」
多少のテクニックを見せた後、鬼道にボールをパスする
鬼道は私の言葉の通り、円堂にシュートを放つ
円堂はそのボールを受けると「くーっ!」っと、声を上げた
そして
円堂「やっぱいい球打つな!鬼道は!!」
と、にこやかな表情でそう告げたのだった
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倉狩莉緒菜(プロフ) - スマイルさん» コメありがとうございます！となると、来年から高校生になるんですね！！スマイルさん頑張ってください(^^)私も頑張ります！お互いいい結果のことを願います(^^) (2016年12月31日 11時) (
レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - エイリア学園 フランさん» コメありがとうございます！応援してくださりとても嬉しいです！！頑張ります！ (2016年12月31日 11時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 雪だるまさん» ご指摘ありがとうございます！時間がある時に治しておきます(＞＜) (2016年12月31日 11時) (レス) id: 6c269fd559 (このIDを非表示/違反報告)
スマイル(プロフ) - 私も1月で高校私立推薦試験で面接＋特待生認定試験で国数英です(*^^*)お互い頑張りましょう( *｀ω´) (2016年12月21日 19時) (レス) id: f91bbba755 (このIDを非表示/違反報告)
エイリア学園 フラン - 頑張って下さいヽ(=ﾟωﾟ)人(ﾟωﾟ=)ﾉ (2016年12月21日 16時) (レス) id: 7a2d668c7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2016年9月18日 21時
