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街歩き用の服装は、一般人に見えるように普通の服にゾムのようなラフなパーカーを羽織る。それに最近オスマンが
os「冬にオシャレできて顔も隠せるといったらこれやろ」
と、タートルネックのニットセーターをAにプレゼントしてくれたのでそれをフードの下に着た。
Aと彼らが出会ったのが夏前だったのを考えると本当に半年とは早いものだ。
Aが着替えるとコンコンと部屋の扉がノックされた。
shp「Aさん準備出来ました？」
『あ、うん。今行く』
迎えに来たショッピになぜか手を繋がれたA。Aの歩幅に合わせて歩くショッピは手をにぎにぎとしながら「はーちっさ。かわええ」としきりに呟いている。変態だ。と若干引きながらAは城門前に連れて行かれる。
城門の前では鬱とチーノが待っていた。
cn「あー！ショッピお前ずる！」
ut「お前ほんまちゃっかりやな…」
cn「隙あり！」
ut「あ゛！チーノてめぇ！」
そう言ってすかさずチーノがショッピとは反対側の手を握った。それを恨めしそうに見る鬱。
そんな鬱軍団たちを、城門の兵士は驚きを隠そうともせずに見ていたが、すぐに敬礼の姿勢になる。
ut「はーあ、帰りは俺と手繋ごうな？Aちゃん」
そうして兵士たちに見送られながら4人は歩き始めた。街まではそう遠くは無く、15分ほど歩くと着いた。
『…改めてこう見るとすごいな』
Aは今までは隠れるように生きてきたためこうして顔をきちんとあげて街を眺めたことは無かった。初めてちゃんと見た城下町は、わざわざ魔女の記憶から比べなくてもかなり栄えているのがよくわかる。活気のある街は、人々の笑顔で溢れていた。
ut「そうやろ？俺らの国はすごいねん」
鬱はそう言って自慢の宝物を見せるような顔で笑った。
cn「兄さんAの前やからってカッコつけんでくださいよ」
ut「カッコつけてへんわ！」
shp「Aなんか食べたいものとかあるか？」
『あれ』
shp「ん。串焼きか。兄さん買ってきてください」
ut「なんで俺！？」
shp「Aが食べたい言うてるんですよ。ここは兄さんがバシッと決めるとこでしょ。ついでに俺らの分も買ってきてください」
cn「やった〜兄さんゴチになります！」
ut「お前ら…」
『…だめ？』
Aがしゅんとした声でそう聞くと鬱はすぐに「買ってくる」と串焼き屋の前に並んだ。
…残された3人の会話も知らずに。
cn「Aも悪い女やなぁ」
『えへへ』
shp「待って可愛すぎん？」
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リツカ(プロフ) - 人外人間白乃雫さん» コメントありがとうございます！強い精神力を持ってる彼らだから夢主ちゃんの内面まで見てくれるんですね〜ありがとうございます！無理しない程度にがんばります！ (4月15日 21時) (
レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
人外人間白乃雫(プロフ) - うおー！！ 呪いを跳ね返して心を好いてしまったwrwrdのみんなとそれに気付いてない夢主って構図がよすぎる… 更新頑張ってください！ 無理はしないで欲しいけどネ… (4月15日 4時) (レス) @page9 id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - はい!いつでも待ってます‼️ (3月29日 21時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
リツカ(プロフ) - ゲリラさん» ゲリラさんコメントありがとうございます！ご心配の言葉もありがとうございます(т-т）現在他の作品の完結を優先させているため、更新が遅くなってしまいますがぜひ気長にお待ちいただけたら嬉しいです！ (3月27日 0時) (レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - いつもこの夢小説を見て癒しをもらってます☺️体調に気をつけてください、またの更新待っています‼️ (3月26日 0時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツカ | 作成日時：2024年3月4日 3時
