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『あ、ばか、そんなことしたら起きちゃ…』
どのくらい寝ていたか分からないが、意識が浮上したロボロが最初に聞いたのは複数人の笑う声と、慌てるようなAの声。そしてゆっくりと目を開けると
『あーあ…』
sha「やべっ」
kn「逃げろ！」
em「あ、ちょっと…！？」
バタバタと慌ててシャオロンとコネシマが逃げて、その場に取り残されたエーミールも慌ててその後を追わんとするが、その前にガシリとロボロの手に掴まれてしまった。
rbr「…状況はよぉわからんけど、なんかやってたんやな？詳しく聞かせてもらおか…なぁエミさん？」
すでに怒っている様子のロボロの迫力に気圧されて、エーミールはこくこくと頷くしかなかった。その様子を苦笑いしながらAは
『待ってエミさんは何もしてないから、むしろ止めようとはしてたから…あと、その、ロボロ、これ…』
そう言いづらそうにAは手鏡を取り出すとロボロの顔に向けた。
そのおでこには、大きく《天》と書かれていた。
rbr「はぁ〜〜〜！？なんやこれっ…！？しかもこれ油性ちゃうやろな！？アイツら………！！！」
em「流石に油性はアカンって止めようとしたんやけど…」
rbr「わかった、エミさん疑って悪かったな。ちょっとアイツらシバいてくるわ…A、ありがとうな…！」
『うん、今度からちゃんと休んでね』
rbr「善処はする…！じゃあまた後でな！」
そう言ってロボロはコネシマとシャオロンが走り去った方向に猛ダッシュしていった。情報管理の仕事なら身体が鈍りそうなものだが、筋トレが趣味というだけあって運動不足を感じさせない走りだし、ロボロはこの城の情報が全て入ってくるのだから、そのうち捕まるんだろうななんて考えながら、エーミールと共にAはその走り去っていく後ろ姿を見守った。
ロボロが寝ていたのはせいぜい1時間程度で、時刻はそろそろおやつの時間といったところだろうか。
em「Aさんは優しいんやな…」
『？』
ふとエーミールがAにそう話しかけた。しかし、Aにとっては優しいと言われるようなことをしたなんて身に覚えがない。不思議そうなAの隣にエーミールは腰をかけると
em「こういう言い方は良くないんやけど…寝不足だろうとAさんには関係の無いことやんか。トントンさんの時もそうだし、こうして休め、なんて。仕事を代わったり、こうして膝を貸したり、優しいんやなって思いますよ」
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リツカ(プロフ) - 人外人間白乃雫さん» コメントありがとうございます！強い精神力を持ってる彼らだから夢主ちゃんの内面まで見てくれるんですね〜ありがとうございます！無理しない程度にがんばります！ (4月15日 21時) (
レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
人外人間白乃雫(プロフ) - うおー！！ 呪いを跳ね返して心を好いてしまったwrwrdのみんなとそれに気付いてない夢主って構図がよすぎる… 更新頑張ってください！ 無理はしないで欲しいけどネ… (4月15日 4時) (レス) @page9 id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - はい!いつでも待ってます‼️ (3月29日 21時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
リツカ(プロフ) - ゲリラさん» ゲリラさんコメントありがとうございます！ご心配の言葉もありがとうございます(т-т）現在他の作品の完結を優先させているため、更新が遅くなってしまいますがぜひ気長にお待ちいただけたら嬉しいです！ (3月27日 0時) (レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - いつもこの夢小説を見て癒しをもらってます☺️体調に気をつけてください、またの更新待っています‼️ (3月26日 0時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツカ | 作成日時：2024年3月4日 3時
