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Aの初任務から1ヶ月が経ったある日、なにやら城全体が騒がしい。一体何があったのか、一般兵やメイドに聞くわけにもいかず、不思議に思いながら廊下を歩いていると
em「あ、Aさん！探しましたよ」
『エーミール？』
私を探していたらしく、パタパタとこちらに駆けてきたエーミールにまず城全体が騒がしい訳を聞いてみると、
どうやら、長期の外交でなかなか城に帰ってくることができなかったという外交官のオスマンがようやくW国に帰ってくるらしい。
そんなオスマンの突然の帰城の連絡に城全体が騒がしくなっていたようだ。
em「今から城門まで皆で出迎えに向かうところなので、Aさんを呼びに来たんですよ」
『そうだったの？ありがとう』
お礼を言ってエーミールと一緒に城門まで向かう。
以前からたびたび、長期の仕事で城にいない2人の幹部の話は聞いていたが、そのうちの1人に実際に会うのは初めてなのでAは城門に向かいながらも少しだけ緊張していた。そんなAの様子に気がついたのかエーミールは、ふっと笑うと
em「そんな緊張せんくても大丈夫ですよ。オスマンさんは優しい人やから」
そう言ってAの頭を撫でるエーミールに、どこか気恥ずかくなったAはフードを深く被り直した。
『…エーミールのくせに』
em「えぇ！？私今責められるとこやった！？」
『…ほら、早く行こ』
納得できないというように「おっかしいなー？」と未だにブツブツ言っているエーミールの袖を引っ張ってAは少しだけ足を早めた。
城門に着くと、他の幹部たちはすでに揃っていて「お、A来たな！」と声を掛けてきた。総統であるグルッペンと、その補佐をしているトントン。それと監視室で手が離せないロボロ以外は揃っているようだ。皆で雑談をしながら待っていると、1台の車が城門に入った。
運転手がドアを開けて中から出てきたのはアシメントリーの茶髪に糸目の男だ。中性的な印象を漂わせている。
os「皆〜久しぶりやね」
彼がオスマンか。
話に聞く限りは、かなり変人だと幹部たちが口を揃えて言うものだからもっと変な人を想像していたAだったが、案外普通に優しそうで意外だった。
—-
作者がコロナに掛かったため、なかなか更新できなくてすみません;
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リツカ(プロフ) - 人外人間白乃雫さん» コメントありがとうございます！強い精神力を持ってる彼らだから夢主ちゃんの内面まで見てくれるんですね〜ありがとうございます！無理しない程度にがんばります！ (4月15日 21時) (
レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
人外人間白乃雫(プロフ) - うおー！！ 呪いを跳ね返して心を好いてしまったwrwrdのみんなとそれに気付いてない夢主って構図がよすぎる… 更新頑張ってください！ 無理はしないで欲しいけどネ… (4月15日 4時) (レス) @page9 id: 4a8cb482e0 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - はい!いつでも待ってます‼️ (3月29日 21時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
リツカ(プロフ) - ゲリラさん» ゲリラさんコメントありがとうございます！ご心配の言葉もありがとうございます(т-т）現在他の作品の完結を優先させているため、更新が遅くなってしまいますがぜひ気長にお待ちいただけたら嬉しいです！ (3月27日 0時) (レス) id: 38d80545ef (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - いつもこの夢小説を見て癒しをもらってます☺️体調に気をつけてください、またの更新待っています‼️ (3月26日 0時) (レス) @page6 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リツカ | 作成日時：2024年3月4日 3時
