Look at me

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JSside



「あぁぁぁどうすればいいんだ、何だったら喜ばれるの」
　
　
　
僕の目の前で項垂れる親友は明日日本に行くというのに深夜の1時部屋に来た、いや押しかけてきた
　
　
普通に迷惑、なんてこんな姿を見せられたら言えないけどさ
　
　
　
　
JS「で？何をそんなに悩んでるわけ？」
　
　
　
話を聞けば明後日行くPassionのLIVEの差し入れを何にするか決めきれないとのこと



JS「んー無難にジュースとかで良いんじゃない？」
　
　
　
JH「考える気ないだろ」
　
　
　
だってもう眠いし、話聞いてあげてるだけ感謝してほしい
　
　
　
JH「女子の好みとか妹以外でわかんねぇよ、、」
　
　
　
あぁめんどくさいハニになってきた、、(笑)
　
　
　
もうしょうがないなぁ
　
　
　
JS「じゃあ僕が知ってる女の子が好きそうなお菓子屋さん紹介してあげるよ、確か福岡が本店だし」
　
　
JH「まじで！？」
　
　
　
やっぱ持つべきものは親友だわ〜なんて呑気に言ってるハニ
　
　
　
確かに美味しいお菓子だけど値段は可愛くないよ
　
　
何て口が裂けても言ってやらない僕の睡眠を邪魔した罰としてね
　
　
　
　

　
　
　

　
　
JH「ばっ、はっ、高ぇよ！！」
　


福岡に着いて早速例のお菓子屋さんに行ったんだけど値段を見ていくら何でも高すぎるでしょ、、と小声で呟いている


JS「確かに高いよね」
　
　
そう言えばあからさまに不機嫌になるハニ
　
　
JH「お前俺をハメただろ」
　
　
こりゃ人聞きの悪い言い方だなぁ
　
　
JS「まぁからかいはしたけど美味しいのは本当だよ」
　
　
JH「いや美味しそうだけど、、」
　
　
あんなに文句言ってたのに試食させてもらえば目を輝かせて「これはきっと喜んでくれる」とカゴに次々商品を入れていく姿に単純だなと思う
　
　
そういうところがハニの可愛いところなんだけどね
　
　
　
こんなに誰かに夢中になっているハニは珍しいから僕としても嬉しい
　
　
アイドルがアイドルに恋なんて言われるかもだけど
　
　
　
　
　
　
僕はいつだって君の味方だよ

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