心の氷３〜愛され魔導士は最強美女〜

８７度 ページ8

下町に降りてきてナツ達はみんなで並んで歩いていた。青空を愛でるように微笑むAにナツとグレイは思わず見とれた。


「Aの目って、空みたいな色だよな」

「分かる分かる！空を連想するよね！」

「感情が高まったりするとき以外は綺麗な青色だもんね」

「昔、よく言われたなぁ。」

「え？」

「瞳の色のこと、青空の蒼。って。」


Aが思い出したように呟くとナツ達は驚いたような顔をしていた。


「どうしたの？驚いた顔して」

「いや、Aが自分のこと話すの初めて聞いたなーって思ってよ。」

「しかも昔の話だから余計驚いたんだよ！」

「Aのこと知れて少し嬉しいわ！」

「私もだぞ 」

「そ、うかな」


驚き喜ぶ四人に対してAは困ったような表情をしていた。
そんなAを見ていたグレイがさり気なくフォローをいれる。


「そーいやA。ここに何しに来たんだ？買い物か？」

「あ、そうそう！ネックレスと花屋と洋服買いたいなーって！」


そういうとAは二の腕からついている裾袋(ルーシィが腕に付けているヒラヒラしたやつ)をひらひらと見せた。


「そういえばそれもいつもつけてるよな」

「だって可愛いでしょ？」


そう笑いながら守を揺らすAはどこか遠くに見えた。

８８度→←８６度

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ベストパートナー

レビィ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す