心の氷３〜愛され魔導士は最強美女〜

１１４度 ページ41

「それにしてもまいったな。」

「さすがに月を壊せってのはな…。」

「うん…。」


グレイの一言にルーシィも唸る。対するナツはグっと拳を握った。


「何発殴れば壊れるか見当もつかねえ。」

「壊す気かよ！！」

「そうだよナツ。素手はちょっと難しいよ」

「Aもかよ！！！」


ナツとAは壊す気でいる。何だかんだAもどこか抜けてんだよなぁ…とグレイは1つため息を落ち着いて言う。


「無理なんだよ。月を壊すなんてよぉ。 」

「そうね……。どんな魔道士でもそれはできないと思う。」

「でも月を壊せってのが依頼だぞ。出来ないと妖精の尻尾の名折れだ。」


拗ねるナツにグレイは出来ないと断言する 。そしてナツはハッピーで月まで行こうと言い出す始末。


「だから月を壊すのは無理だ！」

「無理じゃないよ。月を壊すのぐらい簡単だよ」

「「(さすがAとんでもないことを言ってのけたな…、汗)」」


Aの一言にルーシィとグレイは何も言えなくなってしまった。
ルーシィは今の現状を分析して他に呪いを解く方法があるのではと言った。


「まぁ確かに月を破壊しても島の人たちの呪いは解けないからねぇ…」

「えっ！？」

「A気がついてるの！！？」

「何となくだよ。」


「さっすがぁ〜♪」とAに抱きつくルーシィ。グレイとナツはＳ級魔導士の冷静な分析に唖然。


「でも今は何とかできないのは確かだし今日のところはもう寝ようか。」

「そーだなぁ……」

「明日のために体力温存だ！」

「そうね！」

「あい！」


グレイ、A、ハッピー、ナツ、ルーシィの順で寝転ぶ。目を閉じて疲れた体を休めようと目を閉じた。

１１５度→←１１３度

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ベストパートナー

レビィ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す