心の氷３〜愛され魔導士は最強美女〜

９０度 ページ11

「ごめんね、変なとこ見せて」

「いや。大丈夫だ。」


少し経てばAはいつも通り優しく笑う。
あの後セイジュとシュラも入れたみんなで近くのカフェに来ていた。ナツとグレイはなんだか少しふて腐れているようだった。


「私はエルザだ」

「オイラハッピー！」

「俺はナツだ！」

「グレイだ。よろしくな」

「私はルーシィです！(二人ともかなりのイケメン！！)」

「おう、よろしくな」

「私ね、妖精の尻尾に入ったの」

「まじか！」


驚く二人になんだか少し黙ってしまう妖精の尻尾のメンバー。そんな中エルザが口を開く。


「申し訳ないがお前達の名前を教えてもらっていいか？」

「あぁ、自己紹介遅れて申し訳ない。」


そう言うと二人は口を開いた。


「俺はセイジュ」

「俺はシュラ！」

「セイジュはね、」


Aはそう言ってニコリと笑った。


「私のお兄ちゃんなの」

「………」


一瞬生まれる沈黙。
そして


「「「お兄ちゃんっ！！！？？」」」


そんな悲鳴に似た叫びがカフェに響いた。

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