しあわせあふれる/梅原裕一郎

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挨拶が終わって次は俺の両親に。



母ちゃんはAを見るなり笑顔になって上がって上がって！って。


『お邪魔します』


Aの時と同じようにリビングに入る。



「俺Aと結婚しようと思ってる」

「そっかぁ…ついに結婚……幸せになるのよ」

「うん。それと、子供もできた」


「え！？！ほんとに？！」


『はい』

「…楽しみだね。」

『……はい！』






母ちゃんが今日は泊まって行ったら？って言ってくれたから泊まっていくことにした。

俺の部屋で、Aを抱きしめながら今はベッドの中。

今の俺が幸せなのは紛れもなくAのおかげで、同窓会に参加したから。

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