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Aside
翌日＿＿＿＿
3対3当日。
朝から飛雄は少し機嫌が悪そうだった。
なのでそっとしておいた。
なのに翔陽が執拗に飛雄に話しかけている姿を見かけた。
飛雄は丸っきり無視をしていた。
多分原因は蛍だと思うんだけどね。
「よーしじゃあ始めるぞ！月島達の方には俺が入るから＿＿＿」
大地さんの声が体育館に広がる。
それを聞いて翔陽がええーっと言っている。
「ははは！大丈夫だよ！攻撃力は田中の方が上だから！でも手は抜かないからな〜！」
確かに大地さんが蛍の方につくということは大きな意味を示していると思う。
こっちに田中さんが入るということは、攻撃力が格段に上がる。
そして向こう側は大地さんが入ることで守備力が格段に上がる。
だから攻撃チームVS守備チームという構図が自然と出来上がる。
そのセリフを聞いていた田中さんが苦しそうな表情をしていた。
「あーオホンッ。小さいのと田中さん、どっち先に潰…抑えましょうかあ。あっそうそう王様がまけるとこも見たいですよねえ」
蛍はもう、3人の地雷を踏みまくってるぞ…。
ほんと、性格悪いんだから…。
「＿とくに家来たちに見放されて一人ぼっちになっちゃった王様が見ものですよね」
あああ…、地雷。
当の飛雄は唇を引いて真剣な表情をしている。
その飛雄に近づいた。
「…飛雄」
「…ん」
「自分勝手なトスをするんじゃなくて、翔陽に打たせてあげるトスをしなきゃね」
「わかった」
飛雄はうんと頷いたが本当にわかっているのか…？
不安になりながらも私はコートの外にでる。
まあ飛雄ならできるか。
天才だし。
「ねぇねぇっ、今の聞いたあ？？あ〜んな事言っちゃって。月島クンてばホント、擂り潰す！」
翔陽と喋っている田中さんが蛍を見て敵対心むき出しにしていた。
飛雄の顔も少し変わって安心した。
もう少しで
3対3の試合が開始する。
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なつ(プロフ) - 鄰さん» ありがとうございます！そのお言葉を励みに頑張りたいと思います！ (2021年3月1日 9時) (
レス) id: ac5ebdda5f (このIDを非表示/違反報告)
鄰 - 読みました。とっても面白かったです！更新がんばってください！ (2021年2月28日 0時) (レス) id: 14a47fc020 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - のんさん» ありがとうございます！少しずつですが頑張ります！ (2020年10月12日 7時) (レス) id: ac5ebdda5f (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続き楽しみにしています！頑張ってください！！ (2020年10月11日 9時) (レス) id: 49147fff59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつ | 作成日時：2020年10月11日 1時
