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Aside
その後体育館_____
「あ、おはようございます、スガさん」
「おーおはよ、A。てこいつらいつからこれしてんの?」
「あー…、数分前ですかね…?私と影山くんは10分くらい前に来たんで、それから少しだけアップを取って今これをしています」
これ、とは前話で飛雄と話していたものだ。
翔陽のレベル上がったかテストみたいなものの奴。
今のところまだボールは落としていない。
「あー…よくするね…これ誰が考えたの?」
「私です」
「え、Aが!?なんて鬼畜…!」
少し引いたような顔をしているスガさんを見て苦笑する。
「翔陽の、レベル上がったかテストです。連続で影山くんのボールが取れたらOKってことです。今のところまだ一回も落としていません」
「すごいなあ…」
「影山くんも優しくないですから、いろんな方向にボールを出してますけどね…」
「本当影山優しくないなぁ。それとA、お前もだぞ。優しくない!鬼畜な試練を与えて!」
「え、そうですか?影山くんと二人で練習の時は時々やってましたよ」
「バケモンだろお前ら!」
ガーンって言葉が出てきそうな表情をしているスガさん。
「王様と女王様ですからね、異名」
「そこ!てかそれ理由なの!?別の意味じゃないの!?」
「…別の意味ですか…?」
「何聞き返してんの!?」
スガさんと話すの楽しすぎ←
その後__
「角を曲がったら食パン銜えた美少女とドーン☆つって、え、」
「あ、田中さん、おはようございます!」
「え…コレどのくらいやってんスか」
「えっとそろそろ20分くらい経つと思います」
「ゲッ」
田中さんの反応面白いんだけど。
「そろそろ限界だろ!もうこのくらいで」
「まだっ。ボールッ落としてない!!!」
飛雄がやめようとしたのを止めた翔陽が制す。
飛雄は意地悪な為、遠くの方へボールをもっていく。
その後に遠くに飛ばしすぎたかもって顔してたけど。
”勝利にしがみつく力”
恵まれた体格、優れた身体能力とは違うもの。
翔陽は何とかボールを取り、飛雄の方へ上げた。
…ああ、そろそろかな?
そして
飛雄がトスを上げた。
翔陽はそれを見て満面の笑みでそのトスの方に走っていき、スパイクを打った。
とても嬉しそうだった。
「おい。土曜日、勝つぞ」
「あっゼェあたっ当たり前どぅあォェェッ」
あ、翔陽が吐いたあぁぁ!!?
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なつ(プロフ) - 鄰さん» ありがとうございます!そのお言葉を励みに頑張りたいと思います! (2021年3月1日 9時) (レス) id: ac5ebdda5f (このIDを非表示/違反報告)
鄰 - 読みました。とっても面白かったです!更新がんばってください! (2021年2月28日 0時) (レス) id: 14a47fc020 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - のんさん» ありがとうございます!少しずつですが頑張ります! (2020年10月12日 7時) (レス) id: ac5ebdda5f (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続き楽しみにしています!頑張ってください!! (2020年10月11日 9時) (レス) id: 49147fff59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつ | 作成日時:2020年10月11日 1時