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あーん ページ10

神谷「ってことで、食べさせて?」


A「あ、えっと…そ、の…」



うわああああ!帝王の記憶が蘇る!!
うっわ恥ずかしっ!!!
次は神谷さんとか!両手に花だな!はっはっは!

ってバカ!!



神谷「……ちょうだい?」


きゅん..っ



って『きゅん..っ』じゃないよ!
なんだ『きゅん..っ』て!青春物語か!!少女漫画か!!
青い春を満喫してる暇なんてないんだよ!!



A「じゃ、じゃあ…あ、あーん」


神谷「あー…ん、…んー!美味しいっ」


A「それはよかった…、いきつけのお店なので、店長さんに言っておきますね」

神谷「うん、よろしくね」


A「はいっ、まっかせてください!」



にゃー

なーぅ


神谷「あ、」

A「にゃーさんと(人2)…どうしたの?」

神谷「寝てると思ったのに」

A「こんな遅くまで起きてたんですね」


神谷「もしかして、食べたいのかな?」

A「んー、でも…大丈夫ですかね?」

神谷「ちょっとだけなら大丈夫じゃないかな?」


A「そうですね…じゃあちょっとだけだよー?」


ぷいっ


A「あれ?」


神谷「食べない、みたいだね」


A「うーん…じゃあどうして…っわ!っとと…」


にゃーさんが私の肩に飛び乗った


A「ちょ、にゃーさんあぶな…っ」



神谷「ああ!」


A「え?」


にゃーさんの重さで伏せていた顔をあげると、
ヒロCが目をまるくして口をパクパクしている


A「あの…神谷さん?…わ、」


にゃーさんがそこで飛び降りる
一体なんだったんだろうか…


神谷「…い……ご…っ」


A「え?」






神谷「にゃーさんに苺とられたアアアアア!」


A「あ、ホントだ…」


どうやらにゃーさんは苺を奪還するために私の上にのったらしい


神谷「うぅ…」


A「で、でも神谷さん、大丈夫ですよ?まだ切ってないものが箱に入って…」

神谷「…」

神谷さんが無言で指をさす

その方向に目を向けると



A「…………あ」




(人2)が残りのショートケーキの苺をすべてたいらげていた



A「…」


神谷「…」









さて、この沈黙をどうしようか

可愛いって→←なう



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なき - 黒猫の影さん、もしよろしければ、私とお友逹になってください!! (2016年8月29日 1時) (レス) id: 59692f7e48 (このIDを非表示/違反報告)
しの - スッゴクおもしろいです!この小説を作って下さりありがとうございます! (2016年2月11日 15時) (レス) id: 542be794cd (このIDを非表示/違反報告)
アカイトリ - いつも楽しく読ませてもらっています。私は高校受験を控えているので、合間を見つけては親の目を盗みながら読んでいます。笑これからもがんばってください!よかったらでいいんですが、お友達になってくれませんか?よろしくお願いします。 (2015年8月30日 13時) (レス) id: 1216d9e87f (このIDを非表示/違反報告)
イア - リップ音は、小野Dがおすすめですね★←YouTu beでも、ニコ動でも聴けますよ〜!私は鼻血が止まりませんでした!← (2014年3月23日 22時) (レス) id: 948a3332f0 (このIDを非表示/違反報告)
樹里那 - 黒猫の影さん» 了解です(*^▽^*) (2014年3月15日 20時) (レス) id: d7c147c925 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫の影 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2013年3月18日 19時

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