恋 ページ36
宮野「てか今日一日俺神谷さんと一緒なんすよ」
神谷「あ、それ僕も思った」
宮野「もしかして…これって……運命なんじゃ「黙ってくれるかな」すｗいｗまｗせｗんｗ」
神谷「まったく…」
って僕が呆れてると
マモちゃんが近寄って来て耳元で
宮野「…神谷さんは、Aちゃん一筋ですもんね」
語尾に音符でも付きそうなテンションで言われ
神谷「…っ」
恥ずかしいのかいらついてんのかわかんない
宮野「ブワッハッハッハ」
そんな僕を見て盛大に笑いだすマモちゃん
神谷「…なんだよ」
宮野「いやー？すっかり恋する乙女だなーってね」
神谷「乙女じゃないし」
宮野「恋は認めんですね」
神谷「(ｲﾗｧ」
なんかさっきからマモちゃんに遊ばれてる気がする
……って、あれ？
恋？
僕が？
神谷「僕が恋！！？」
宮野「えｗ違うんすかｗ」
神谷「いや…」
改めて考えると…やばいな…
いやたしかにさっき
『初めての恋愛対象がAちゃんでよかったよ』
とか思っちゃったけど！！
ウソだろ…
この歳になって…
恋って…
神谷「どーゆーことだよおおお！！」
宮野「(ﾆﾔﾆﾔ」
僕の声がこだました後
マモちゃんの専門変顔が出ていらついたから
軽く肩パンをくらわす
宮野「うおおおおいてええええ」
……付き合ってられん。
・
・
・
・
なんやかんやで家に戻って来て
神谷「…慣れたもんだな」
テレビも普通に見るし冷蔵庫も躊躇なく開ける
本当に自分の家みたいだ
Aちゃんは構わないって言うけど
やっぱり女の子の家なわけで
僕の好きな人の家なわけで
僕が意識しないことなんてありえないわけで
神谷「っ、ゲームしよ」
顔に熱が集中してきて
それを紛らわすようにPSPの電源を入れる
神谷「やっぱモンハンか」
夢中になりすぎて所々のセ―ブをするのを忘れてて
ラスボスに負けて
とりあえず悔しかったから叫んでみた
神谷「うおおおおチーークショオオオオオ！！！」
ドンドンと床に拳を叩きつけてると
あせり気味の足音が聞こえてきた
A「どどどどうしたんですか神谷さん！！！」
神谷「うあああああ！！もう少しでここクリアできたのにウワアア！！！！」
放心状態の彼女に
神谷「あ、おかえり(ﾆｺ」
微笑んでみた
その時頬を緩める彼女をどれだけ愛おしいと感じたか
そこで伸びている小野君は知らないんだろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 242人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「声優」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なき - 黒猫の影さん、もしよろしければ、私とお友逹になってください!! (2016年8月29日 1時) (
レス) id: 59692f7e48 (このIDを非表示/違反報告)
しの - スッゴクおもしろいです！この小説を作って下さりありがとうございます！ (2016年2月11日 15時) (レス) id: 542be794cd (このIDを非表示/違反報告)
アカイトリ - いつも楽しく読ませてもらっています。私は高校受験を控えているので、合間を見つけては親の目を盗みながら読んでいます。笑これからもがんばってください！よかったらでいいんですが、お友達になってくれませんか？よろしくお願いします。 (2015年8月30日 13時) (レス) id: 1216d9e87f (このIDを非表示/違反報告)
イア - リップ音は、小野Dがおすすめですね★←YouTu beでも、ニコ動でも聴けますよ〜！私は鼻血が止まりませんでした！← (2014年3月23日 22時) (レス) id: 948a3332f0 (このIDを非表示/違反報告)
樹里那 - 黒猫の影さん» 了解です(*^▽^*) (2014年3月15日 20時) (レス) id: d7c147c925 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
