私、今日から声優さんと同居します!!３

切りますね ページ23

A「……」





な



ん



だ



ア



レ



は





A「(うおおおおおわああああああああああ)」





何何何何何何！！！


何さっきの！！！


何アレ何アレ何アレ何アレ何アレ何アレ何アレ何アレ何アレ




A「私は……………なん、…て…こと……を」




アカンこれからアフレコなのに…



これじゃ集中できない…やばい…これはヤバイヤバイヤバイ








〜♪




A「え…」




誰だろ…これ、未登録の着信音




エッ。



超絶コワッ！！ひぃぃぃぃぃぃ




ﾋﾟｯ



A「ハイ、モシモシ」



『あ、Aちゃん？』







A「森、川……さん？」



『うん、ごめんね 本当はメールにしようと思ったんだけど。電話のほうがいいかなって』


A「そうですか…登録しておきますね」


森川『ありがとう。えーと…相談したいこととかあったら何でも言ってね』


A「…」



森川『？…Aちゃん？』



A「え、あ…えっと…」


森川『大丈夫？なんでも言って』



A「あの………新人が生意気というか、アレなんですけど…」


森川『ん？』



A「当り前というか…………不安なんです」



森川『そうだね…みんな最初は…』


A「あ、いや…そういう不安ではなくて…」


森川『じゃあ、どういう？』


A「いいことがありすぎて…近い未来、ものすごい悪い事が起りそうな気がして」


森川『んー……………そうかもね』


A「ええ！？その、大丈夫だよとか言って下さいよ！」


森川『ああ、ごめんｗでもまあ、それを乗り越えてこそ一人前になれるんじゃないかな？』


A「森川さん……」


森川『ん？』



A「今心の底から尊敬しました」


森川『えｗｗありがとう？ｗｗ』


A「私！乗り切れる気がしてきました！やれる気がしてきました！いえやります！！」


森川『そっかｗ元気になってもらえてよかったよ』



A「はい、森川さんの声を聞けて私も嬉しかったですし、安心しました。ありがとうございます」


森川『油断してると襲っちゃうｚ』

A「切りますね」


森川『ごめんごめんごめんごめん！！』


A「嘘ですよｗ本当に、ありがとうございました！登録、よろしくお願いしますね」


森川『りょーかい。これからアフレコ？』

A「はいっ」


森川『がんばってね…………あれ？俺と同じじゃない？』


A「ア…。」

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