考え直さなきゃいけない* ページ35
A「じゃあ私お先に帰ります！みなさんお疲れ様でした！」
みんな「おつかれー」
急いで外に出ると、牧野さんが外で待っていた。
A「遅れちゃってすいません…」
牧野「大丈夫です、乗ってください」
どうやら運転は牧野さんがするらしい。
牧野「今日はどうでしたか？」
A「なんかいろいろな人に助けてもらって成功できた一日でした。きーやんとか梶くんやしもんぬ、小野Ｄやたっつん。特に神谷さんには本当に感謝でいっぱいです！」
牧野「…失礼なことかもしれませんが」
A「は、はい？」
牧野「Aさんはもうプロであってファンではありません。ですから、普段からニックネームで呼ぶのはおやめになったほうがいいかと」
A「えっ、でも昔からこう呼んできたから…」
牧野「もうあなたは好き好き言える立場ではないんです。あくまでも先輩方ですよ？そこらへんプロとしての自覚が足りないのではないでしょうか」
確かに、牧野さんの言ってることもあっていると思う。
でも、本当に昔から大好きで、その愛称で呼んできたんだから自分のプライベートくらい呼び方なんて自由でいいんじゃないかって思う。
牧野さんはすごく苛立っているように見えたからもう何も言わなかったけど、自覚がないとか言われるのはすっごい悔しい。
牧野「…つきました。今日はゆっくり休んでください」
A「…」
どうしよう、無視するつもりなかったのにしちゃったよ
こんなんだからまだまだ子供なんだよ…
自分の部屋に着いた瞬間、よくわからないけど涙が溢れてきた。
泣きたい気持ちじゃないはずなのに。
A「プロばっかうるさいんだよ…私だって直せてるならとっくに直してるし、私の事何もわかってないくせになんであんなにズバズバ言ってくるわけ！？」
思ってたことが口からどんどんこぼれてきた。
せっかく初めてのイベントを成功させられたのに…なんか最悪。
その時、ＬＩＮＥの通知音が鳴った。
A「あ、きーやん…じゃない、紀章さんからだ」
谷山『イベントお疲れ様。歌も上手でトークも上手で、完ぺきだったね。なにより、今日のAちゃんはすっごく綺麗だったよ。いつも綺麗だけど(笑)今日はゆっくり休んでね』
綺麗…か。はじめてそんなこと素直に言われたわ、さすが紀章さん。
私は簡単に返事を済ませてから目をつぶった。
なんだか今日はすっごい疲れちゃった…
いつの間にか私は深い眠りに落ちていた。
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ことにゃw - 監督の名前って鈴sと谷山sと裕貴kと信長k入れてます？なんか分かりましたww (2015年1月8日 18時) (
レス) id: 9d56a6b083 (このIDを非表示/違反報告)
紘裕 - すごく、面白いです！ (2014年12月24日 23時) (レス) id: b578dd069e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憂鎖
| 作成日時：2014年9月25日 21時
