私の学校は何かがおかしいっ！！[男性声優]

6月 文化祭！ 7 ページ38

劇が行われる体育館に行き、皆に事情を説明する。

皆｢｢｢はあああ！？｣｣｣

A｢(^-^;｣

皆｢そんな、どーすんだよ！？｣｢あいつ、主役だろっ！？｣｢だから俺がやるって言ったのにっ！｣

神谷｢とりあえずおちつけ。｣

皆｢おちつけるかよ！！｣｢梶のセリフ、誰も分からないんだぜ！｣｢覚えるにしても、もう時間がないっ！｣

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾊﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『２組の皆さん、ありがとうございました。次は３組の公演です。あと10分、お待ち下さい。』

皆｢やばいっ！｣｢とりあえずAちゃんは着替えを！｣｢あとは俺達でなんとかするから！｣

A｢え、ええっ！？｣

皆｢｢早くっ！｣｣

A｢え、うん、分かった……みんな、よろしくね……｣


『お待たせしました、三組、梅物語、よろしくお願いします。』

ﾌﾞｰ

この物語のあらすじは、

ある都に、梅というモテモテの女性がいて、毎日男を弄んでいました。

そんなある時、梅のもとに一通の手紙が届きます。

『貴女を、愛しています。』

その一言だけの手紙が面白かった梅は、手紙の上でその人と付き合うようになりました。

その人の手紙の文章の綺麗さに、梅の心は浄化され、からかっていただけの文通相手に、本気で恋をし始める。

そして最後に、例のシーンだ……笑笑

だから、梶君は最後しか出てこない。

最後までに、なんとか代役を……！

物語は、とりあえず順調だった。

もうすぐ最後だ……

そして、ついにその時がくる。

？｢貴女が梅様ですか？｣

A｢はい、そうですっ……！！！｣

え、え？

貴方は……！

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