5月 岡本信彦事件 6 ページ29
__助けて、神谷先生っ__!!
ガラッ
薄れゆく意識の中、何かが開く音がした。
?「うちの生徒に、何をしている?」
不良「あ?なんだテメェ。」
不良2「うるせーな、なんか文句あんのかってうわあああっ!」ドンッ
不良が、いきなり床に叩きつけられた。
?「うるさいのはお前だ。さあ、次はお前だな。」
不良「な、なんだテメェっ!!」
?「早くその汚ない手を離せ。」
不良「う、うおおおおっ!!」ザッ
?「はあっ!!」ドオオンッ
不良「いっ……!う、うわあああああ」(逃)
?「……はあ。大丈夫ですか、神田さん。……気絶してしまっているのか……。あーあ、2人も運ぶのか。大変だな」
その人が、私をお姫様だっこで運んだことは、私は知らない。
「……っ」
目が覚めると、そこは車の中だった。
私は助手席に座っているようで、隣には……神谷先生っ!?
A「せ、先生っ!?」
神谷「ああ、起きたのか。」
A「せ、んせい、私、私っ……ぐ、ぐず……うええええんっ。゚(゚´Д`゚)゚。」
神谷「えっ!?な、泣かないでっ!!お、落ち着いてとりあえず、もう少し待ってっ!!」
そう言って神谷先生は近くの駐車場に車を止めた。
A「っひっくっ……ぐずっ……」
神谷「……一体、何があったんだ。」
私は、全て話した。
先輩のことも、自分がされたことも。
神谷「……そっか、怖かったね。」
A「っ……先生、私、怖くて、怖くてっ……」
チュッ……
A「っ!?」
神谷「……消毒。」
そう、神谷先生は、私の唇に軽くキスをしていたのだ。
A「っ〜」////
神谷「す、すまないっ!わ、忘れてくれ……」
A「い、いえ、気にしてま、せん……それに」
神谷「?」
A「助けてくれて、本当にありがとうございましたっ( ・ᴗ・̥̥̥ )」
神谷「っ……あ、ああ。」////
先生は車を再び運転し始めた。
A「それにしても先生、どうしてあそこにいたんですか?車で来るくらい、遠いんですよね?」
神谷「……たまたま、だよ。」
A「そうなんですか?」
神谷「とにかく、早く帰ろう。明日は、岡本の見舞いに行かなくちゃいけないしな。」
A「あっ!先輩大丈夫なんですかっ!」
神谷「ひどい怪我だが、命に別状はないそうだよ。」
A「そうですか……!よかった( ・ᴗ・̥̥̥ )」
明日、私も先輩のお見舞いにいこう。
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むーみん(プロフ) - あをにさん» ありがとうございます!!!!これからもよろしくお願いします! (2016年5月27日 20時) (レス) id: b87d5c077d (このIDを非表示/違反報告)
あをに(プロフ) - むーみんさん» こんにちは!いつもありがとうございますっ!立花慎之介さんを幼なじみですね!了解しましたっ!!!これからもどうぞよろしくお願いします! (2016年5月27日 18時) (レス) id: e7e1cc6b63 (このIDを非表示/違反報告)
むーみん(プロフ) - こんにちは!いつも楽しく作品拝見しています!いきなりなんですが、立花慎之介さんを幼なじみとして出していただけないでしょうか?よろしくお願いします! (2016年5月27日 11時) (レス) id: b87d5c077d (このIDを非表示/違反報告)
あをに(プロフ) - 彩香さん» 読んでくださって、ありがとうございますっ!さらに面白いとヾ(*´∀`*)ノ感動です。゚(゚´Д`゚)゚。リクエスト、受けたまりました!いつ出せるかは、分かりませんが……。頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2016年5月22日 11時) (レス) id: e7e1cc6b63 (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 初めまして、彩香と申しますm(_ _)m 面白くて一気に読んじゃいました更新楽しみに待ってます執筆頑張ってくださいねp(^-^)q早速リクエストなんですが遊佐浩二さんで保健室の先生お願いいたします!(*´▽`*)(リクの仕方合ってますか?) (2016年5月22日 11時) (レス) id: 9e83536b73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あをに | 作成日時:2016年5月19日 1時