皇帝の裏側 Part２【あんスタ】

怪盗、UNDEADの相手。の巻 ページ30

天祥院Aside


さて、早速始まった合宿。
僕達phantomはいくつかのユニットに散らばった。
僕が担当するのは…




晃牙「おい吸血鬼ヤロ〜！起きやがれッ！！」

零「起きておる起きておる…じゃから棺桶をそんなガンガン蹴らないでおくれ…」

アドニス「今日はいるんだな、羽風先輩…」

薫「うん♪なんてったってAちゃんのプロデュースだからね♪」




そう。
あの背徳的(笑)ユニット、UNDEADだ。←

いや、僕が担当することであの薫がちゃんとレッスンに参加してくれるのは良いことなのだよ？

でも、そうは言いつつも、
零は寝かけてるし
晃牙はその零見て怒鳴ってるし
薫はスマホと睨めっこ。

真面目にレッスンやろうって気があるのはアドニスだけみたいなのだよ…




『はぁ…取り敢えず、一曲通すのだよ。』




そう言って通してしまえば、やはり実力派ユニット。
完璧と言えなくても、それなりには完成度は高い。

このユニットは本当に、普通に練習すればもっと上手くなる。




『晃牙、歌が少し高い部分がある。気をつけてみたまえ。アドニスはもう少し表情を柔らかくしよう。零は昼間でももっと動けるようにしたまえ。薫は、うん、僕がいなくてもきちんとやるように。

皆、全体的に良かったのだよ。』




院内合宿１日目終了。

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