第29話 ページ31
九条天side
百「と、言うことで！皆お疲れ様、かんぱーい！！」
百さんの陽気な掛け声を合図に、ボクらのグラスは、お互いに軽快な音を立てる。
ここはA宅だ。
何故、ここで飲み会になったのかって？
そりゃあ、百さんが「Re:valeとTRIGGERとVillainsだけで飲み会しよ！！」とか言い出して、尚且つ3組が平和に集まれるのがここだった、という理由が妥当だろう。
未成年組がいるため、飲み会はアルコール禁止で、それぞれ炭酸やジュース、お茶を手にしている。
『はーい、お肉焼けたぞ〜。』
千「ありがとう、A。」
龍「Aって料理上手いんだね！」
『一通りのことは出来るよ。ほら、宇宙一可愛くなるためには、色んなことが出来なきゃねぇ？』
天「うちの楽とはえらい違いだね。」
楽「はぁ？！！」
百「えぇ、でもオレも料理は出来ないなぁ〜。あ、そうだ！Aちゃんオレのとこにお嫁においでよ！！」
『だっから！！僕は男！！』
千「モモは懲りないね。」
天「…じゃあ、A。」
『え？なになに〜？』
他愛のない話をして、口説かれるAの腰を引き寄せ、ボクはわざと彼の耳元で呟く。
天「ボクのところに来る？」
『なッ…？！』
案の定、というかなんというか。顔を真っ赤にさせているA。
やっぱり、男だなんだという前に彼が好きで。
『ばっ…かじゃないの？！！』
天「冗談だよ。男と付き合う気は無いし、そもそも僕の恋人はファンだから。」
『っバカ！！バカバカ！！僕のドキドキを返せっ！』
百「えっ待って、天に口説かれてるのは気に食わないけどドキドキを返せとか可愛いッ…！！」
楽「うわっ、Aなんで顔真っ赤なんだよ。…可愛いけどよ。」
龍「あはは、ちっちゃいし、顔つきも女の子っぽいし、ああ見るとほんとに女の子みたいで可愛いよね。」
『馬鹿にしてんのかお前ら？！！』
時雨「リーダーの可愛さが広まっていく…嬉しいけど嬉しくないですね…」
翔「時雨が地味に怖いんだけど…お前何考えてんの…」
千「はぁ、飲み会って言うのはこんなにも騒がしいんだね。」
『千っ！千ぃ〜！』
千「A？…何、どうしたの。」
自称宇宙一可愛い彼を、皆に可愛いと賞賛されているのを見るのは、なんだか心苦しかった。
ボクだけに、可愛いと言わせて。
ボクの言葉だけに、嬉しいと照れて欲しかった。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私IDOLiSH7のキャラ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。あとIDOLiSH7とも絡めてほしいです。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (3月2日 9時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - ラディさん» コメありがとうございます！！リーダー大好きな時雨くんがこれからも大活躍(仮)していく予定です可愛いですよね！！(( (2019年2月6日 6時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
ラディ(プロフ) - コメント失礼します！時雨くんリーダー大好きなんですか……！？可愛いくて悶えました癒しをありがとうございます((( (2019年2月5日 21時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜透田 流 | 作成日時：2019年2月1日 22時
