第22話 ページ24
千side
モモはAを引っ張りながら「取り敢えず離れて！！ね！！」と説得している。
Aはそんなモモに折れ、不服そうな顔をして柵から離れた。
『一直線に行ければ間に合うんでしょ？だったら行かせてよ。』
百「行かせてって、受付に？一直線になんて行けないでしょ。」
『行ける。…自分の貴重品は持ってるし、他の荷物は時雨たちに持ってきてもらえばいい。受付だって、今調べたら代表者が受付するんでも良いって。』
百「いやだから、例えそうだとしても、Aは一直線に行け……待って。」
Aの言い分に「行けない」と豪語していたモモが、何かに気づく。
気づいた途端、彼の顔が青ざめていく。
反対に、Aは悪い笑みを浮かべていた。
百「そ、それこそ早まらないで！！死んじゃう！！」
『だーかーら！死なないもん！』
百「はぅっ、もんだって可愛い…」
『ダメだこいつ。』
千「もしかして…屋根伝いに行くの？」
僕がそうAに問いかければ、彼女は嬉しそうに頷いた。
うん、良い笑顔。
『僕が先に行って受付してくる。時雨と翔は、屋根伝い出来るほど運動神経が言い訳じゃないから。』
千「そう。…スランプは？もう平気なの？」
『うん。平気。百と千のおかげでね！』
照れくさそうに『えへへ。』と笑う彼女は、もう少年には見えなかった。
僕の隣でオロオロするモモに、Aは一枚の紙切れを手渡し、屋上の柵の上に立った。
『それ、僕のラビチャID。後で連絡してね？…必ず、合格したって連絡してあげるからさ♪』
そう言い残して、彼女は屋上から飛び降りて行った。
下を覗いても、彼女は見つからなかった。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私IDOLiSH7のキャラ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。あとIDOLiSH7とも絡めてほしいです。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (3月2日 9時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - ラディさん» コメありがとうございます！！リーダー大好きな時雨くんがこれからも大活躍(仮)していく予定です可愛いですよね！！(( (2019年2月6日 6時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
ラディ(プロフ) - コメント失礼します！時雨くんリーダー大好きなんですか……！？可愛いくて悶えました癒しをありがとうございます((( (2019年2月5日 21時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜透田 流 | 作成日時：2019年2月1日 22時
