第15話 ページ17
類Aside
「優勝者は、Re:valeです！！」
「新人賞獲得おめでとうございます！！」
結果は、惨敗だった。
直前まで沢山練習して、やっと全て出来るようになったのに。
いざ、本番となると、お客さんの目が怖くて、失敗した時笑われたらどうしようって、ありもしない妄想して…
結果、何も出来なかった。
歌も歌えない。
ダンスも出来ない。
もちろんアクロバットも出来ない。
…努力が、足りなかったんだろうか。
『…死ぬまで努力しなくちゃ。』
僕は、そう呟いて、楽屋を飛び出した。
時雨「リーダー？！」
翔「待て、時雨！！」
時雨「翔…！止めないでくださいよ！！」
後ろからそんな会話が聞こえたけど、聞こえないフリをした。
ごめんね、二人とも。
何も出来ないリーダーで。
僕は、前も見ずに走っていたからか誰かに勢いよくぶつかってしまった。
謝ろうと思って上を見あげれば、黒色の髪と綺麗なピンク色の瞳が見えた。
『Re:valeの、百…』
百「ご、ごめん！！大丈夫？怪我ない？！！あぁぁ〜どうしよ、女の子とぶつかっちゃった絶対どっか怪我してるよね？！オレデカいもんね？！！ほんっとごめん！！」
『うるさい…それに僕、男なんだけど。』
百「え、男？！あ、VillainsのAさん！！」
彼は、尻もちを着いた僕を起こしながら騒ぐ。
本当に頭に響く声してんな、この人…
彼は僕のことに気付くと、人懐っこそうな笑顔をして僕の頭を全力で撫でた。
百「Villainsのパフォーマンス！すごく良かったね！！オレもうめっっっちゃ感動しちゃった！！」
『はぁ？…っんなわけないでしょ！僕、何もしてない！！何も出来なかった！！…あんなのが僕らの実力なんかじゃないっ！！あと頭撫でんな！！』
その文字通りキラキラした笑顔に、僕は本来持ち合わせてはならない感情を感じてしまった。
その勢いのまま、頭を撫でる彼の手を振り払い、屋上へと逃げた。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私IDOLiSH7のキャラ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。あとIDOLiSH7とも絡めてほしいです。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (3月2日 9時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - ラディさん» コメありがとうございます！！リーダー大好きな時雨くんがこれからも大活躍(仮)していく予定です可愛いですよね！！(( (2019年2月6日 6時) (レス) id: 787493054e (このIDを非表示/違反報告)
ラディ(プロフ) - コメント失礼します！時雨くんリーダー大好きなんですか……！？可愛いくて悶えました癒しをありがとうございます((( (2019年2月5日 21時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜透田 流 | 作成日時：2019年2月1日 22時
