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『……宜しく』
em「はいっ! ……あ、少々お待ちください」
エーミール……いや、茶は少し離れ耳元に手を当てた。多分インカムだろう。後ろ姿を見るとあれだな。教授とかやってそうなイメージある。
いやいやダメだ。なるべく関わらないようにするんだ。気にするのをやめなければ。
通信が終わったのか、茶が振り向く。
em「Aさん。これから総統室に向かいますよ」
『……いい、どうせ大したもんじゃないし』
em「"幹部全員集合。緊急の用だ。総統命令。"……だそうですよ」
そう言って、医務室から出ていった。
舌打ちを大きくする。茶は先に向かい俺だけこの場に残される。
これだけ話していても、ぐっすりと眠っている二本人の頭をもう一度撫で、医務室を去った。
*****
gr「諸君、よく集まってくれた!」
tn「あんたが総統命令下したからやろ」
トップ二の漫才のような前戯。そんな事をしてる暇があるのなら、早く用件を済ましてくれ。
gr「まずは新人が二人増えた。
幹部……とまでは行かないが、補佐を担当してもらう。自己紹介を」
その二人は先程会った茶と、紫のヘルメットを被った男。紫を見ると、あの、真っ赤に染まってしまったストールが頭を過ぎった。
em「では、私から。エーミールと申します。グルッペンさんとは旧友です。戦うのはさほど得意ではないので、トントンさんの補佐として、医療や作戦等の主に後方の方を担当させてもらいます」
syp「次は俺っすね。そこのクソ先輩に言われ、補佐をやらなければいけなくなりました。外交とかの護衛とかやります。名前はショッピです。宜しくお願いします」
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夜殺神 - 恋の戦争宣戦布告もみたでー!おもろいなぁ…あと小説の設定の書き方がいまいちわからないんで教えてくれません? (2019年10月24日 1時) (レス) id: c7c69bdb8e (このIDを非表示/違反報告)
來憂(プロフ) - 夜殺神さん» ありがとうございます!!!┏○))ペコリ (2019年10月22日 20時) (レス) id: 4ee53ee2f1 (このIDを非表示/違反報告)
夜殺神 - 面白いなぁ…更新頑張ってください……もっかいみてきまぁす (2019年10月17日 16時) (レス) id: c7c69bdb8e (このIDを非表示/違反報告)
來憂(プロフ) - セイカさん» ありがとうございます(*ˇωˇ) (2019年10月2日 20時) (レス) id: 4ee53ee2f1 (このIDを非表示/違反報告)
セイカ - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月2日 15時) (レス) id: 517bdcf732 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:來憂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/seiya02201/
作成日時:2019年9月15日 9時