9 ページ10
外に行くと、俺の仲間である兵士達が訓練を受けていた。今年の新兵は礼儀正しく頭がキレる奴や、腕に自信のある奴が沢山いる。微笑ましい限りだ。
……それよりも。
何故あの二人がいるのだろうか。いいや、放っておこう。
『やってんなー』
sp「A様だ!並べ!」
スパルタクスが声を掛けると、兵士達が一斉に集まる。うぉ、結構凄い数だな。
てかなんで彼奴らに睨まれてんの?俺なんかした?あ、してたわ。
『おぉそんなに急がなくてもいいよ。
じゃあ今日はいつも通りn
??「待て」
……何』
水が俺の声を遮る。勝手に来ておいてなんだ此奴。暇なのか。
その後から、緑が付いてくる。
kn「A、俺らと勝負しようや」
『……は?』
os「あ、因みに拒否権はないで?」
『はぁ!?』
水は大剣を持ち、緑はレイピアを持つ。
嘘だろ二対一かよ。これはヤバイと焦っていると、後ろから剣を抜く音。
sp「其方が二人なら、私達の方からも一人出させてもらいます。」
『スパルタクス……! お前、本っ当に成長したな!!見直したぞ!!』
sp「わっ……!」
わしゃわしゃと頭を撫でてやる。すると水はムスッとした顔。そりゃそうだ。自分の一番の愛弟子が、大嫌いな奴に褒められているのだから。
kn「……ルールな。どちらかの相手に致命傷か、首元か心臓に刃を突き立てたら勝ちな。俺達が勝ったら、スパルタクスとオプロイテを返してもらう」
致命傷、と言っておきながら殺す気満々だろ。今も殺気立ってるしな。
それより二人が物扱いされてるのに気に食わないが、ここは乗るしかないだろう。
『俺はー……特に無いからいいや』
sp「私も特には」
os「じゃあ、やるめうー」
兄さんに頼んで作ってもらった双剣……まぁ、ダガーナイフなんだけど。
柄を握り締めて、大きく息を吸った。
一人の男が前に出てきた。どうやら、一番隊の副隊長だ。
シンパン「では、審判は私が。それでは……開始」
627人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜殺神 - 恋の戦争宣戦布告もみたでー!おもろいなぁ…あと小説の設定の書き方がいまいちわからないんで教えてくれません? (2019年10月24日 1時) (レス) id: c7c69bdb8e (このIDを非表示/違反報告)
來憂(プロフ) - 夜殺神さん» ありがとうございます!!!┏○))ペコリ (2019年10月22日 20時) (レス) id: 4ee53ee2f1 (このIDを非表示/違反報告)
夜殺神 - 面白いなぁ…更新頑張ってください……もっかいみてきまぁす (2019年10月17日 16時) (レス) id: c7c69bdb8e (このIDを非表示/違反報告)
來憂(プロフ) - セイカさん» ありがとうございます(*ˇωˇ) (2019年10月2日 20時) (レス) id: 4ee53ee2f1 (このIDを非表示/違反報告)
セイカ - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月2日 15時) (レス) id: 517bdcf732 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:來憂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/seiya02201/
作成日時:2019年9月15日 9時