17.〈きっくん〉 ページ19
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午後の授業はグズグズだった。
残りの3人も、顔を見合わせ首を傾げるばかり。
その事だけが気にかかり、授業にすら集中できなかった。
『はぁ……』
本日何度目かも分からない溜め息をつき、空を眺める。
もし、アルパカの中身がきっくんなのなら、堕天使の羽が生えて飛んで来いよ。そうそう、今飛んでるカラスみたいにさ、黒い翼を広げて飛んでてほしいわ。
『……んな訳ないか。』
考えただけで虚しくなったので、授業に戻った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
LHRが終わったが、私はずっと椅子に座っていた。
朝よりテンションが低くなった私は、クラスに誰もいなくなったのに気付いて、教室を出ようとする。
…だが、引き止められた。
燈「A！聞いて！」
『…何？』
燈「テンションひっく！？良いから、来て来て！」
腕を引かれ、正門に連れて行かれた。
まだ帰る気は無かった。
悪態を吐こうとしたが、私は目を疑った。
燈「ほらっ、見てみて！」
『……はぁ？』
そこに居たのは、美形の人だった。
それはまるで女の人にも間違えるような、端正な顔つき。
でも、顔に見合わない背の高さ。
そして、中性的な声の高さ。
…そして、周りに群がる女子に見せる笑顔を見て、私は確信した。
『嘘だろ……本物の"きっくん"じゃん。』
燈「ねっ！！連れて来て正解だった！」
何で、燈がドヤ顔してるんだよ。
とりあえず、一発叩いておいた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
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星夜(プロフ) - なーやさん» ありがとうございます(´；ω；`) なーやさんの作品、読ませてもらってます！これからも頑張って下さい！ (2017年3月9日 20時) (
レス) id: a66d1a6344 (このIDを非表示/違反報告)
なーや(プロフ) - いつも楽しく読まさせていただいてます！続編の方も更新、頑張って下さい(*´▽｀)ﾉﾉ (2017年3月8日 22時) (レス) id: fc5e6aa284 (このIDを非表示/違反報告)
星夜(プロフ) - てるさん» 自分で書いてても、可愛すぎて身悶えながら書いております(笑) はんにゃーともちえお可愛いんじゃ… そのぬいぐるみ、良い値で買わせて頂きます (2017年3月4日 17時) (レス) id: a66d1a6344 (このIDを非表示/違反報告)
てる - この小説見てあろまとえおえおが可愛すぎて、絶句して息止まりそうになったので、MSSPのぬいぐるみ作ってみました。我ながら良い出来かと…w 小説更新、頑張ってください！ (2017年3月4日 16時) (レス) id: b649828ef0 (このIDを非表示/違反報告)
星夜(プロフ) - ゆきさん» くっそ可愛いですよね！ 名前通り、もちもちしてそうな感じですw (2017年1月19日 21時) (レス) id: a66d1a6344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星夜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/seiya02201/
作成日時：2017年1月3日 22時
