藤井くんに弱みを握られたので専属パシリになった (ページ11)

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「ねえ副会長どう言うつもり？ん？殴り殺されたいの？太平洋まで飛ばすよ？」

「おほ、会長壁ドンとか俺Ｍやないけど萌えるわぁ」

「頭しばき飛ばすぞ」

いわゆる壁ドン状態になっている私たち。

ん？まあそんな甘い雰囲気からなったことじゃないんだけど。ね？

さかのぼること今日の朝。

号外巻かれました。

『ねえ会長！！藤井くんと付き合ってるの！！？』

『まっじかよ藤井許さねえ、俺会長狙ってたのに！』

『会長だから文句言えないーーーお幸せに！！』

「いや付き合ってねえ！！」

と大声で否定したも、みんなにその声は届かず。

もう黒板にでも書いてやろうか？【藤井なんてお断り物件じゃ】って。

そう思いながら前を見ていた時、急に副会長が叫んだ。

「みんな！！そんな噂せんで！会長恥ずかしがり屋やねん！！」

「は？」

『あっ、ごめん会長！』

『陰ながら応援してるよ』

いや応援とかいらないんだが？

ていうか、え？藤井流星？副会長？頭狂った？急に？

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と言う経由でいま呼び出して壁ドン状態に至ります。

「別にええやん～、文句言われんかったし。お似合いってことやろ。」

「じゃなくて…！！小瀧くんにまでバレたら、」

「小瀧にバレたら何が嫌なん？」

「はっ？条件忘れたの！？」

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