ドキドキ生徒会室 -第一章-【stpr】

第19話 ページ22

女子「ジ、ジェルくんところんくんは
どーしてあんな、ちんちくりんがいいんですか…⁉
理由を教えて頂かないと私達も納得できませんっ！」


女子「「「「そーよそーよ！」」」」



ち、ちんちくりんって言われたぁぁ泣)

悲死…


ジェル「えぇ〜…な、何でか〜…？」



考えてなかったようでその場を濁す



おっ！これは…もしや…！



ころん「そーんなの！Aちゃんが生徒会役員
　 だからに決まってんじゃーん！」



。。。。



…どー言う理由…？

みんな頭にハテナを浮かべる


ころん「だから、いつも一緒にいるから
　 気が合うってこと！
　 二人三脚なんだからね！大事でしょ⁉」


た、、確かに…？

でも、『いつも一緒』はなんか語弊あるっ！


ワナワナワナワナ…


よく見ると女子全員が震えていた


ん…？

怒り狂っちゃった…？


女子「…っあなた、生徒会に入ったの⁉」


急に話しかけられたからびっくりして
反応が少し遅くなった


A「…は、はい…」


女子全員「！！！！？？？」


女子「っっなんですってぇぇ！！！？？
ジェルくん、ころんくん、どー言う事なんですか⁉
なんでこんな子が生徒会に⁉
私達だって入れてもらえなかったのに…！」


女子「そーよそーよ！」

女子「どー言う事！！」


あー、ころんくんが変な事言うから…

教室は女子が怒り狂って大騒ぎ

こりゃ、二人三脚のペアどころじゃなくなっちゃって
るなぁ…


パンパンパンっ


先生「はーい、お前らうるさい
　 かんけーない話してないで早く決めろ」

女子「かんけーなく無いですよ‼
　 超重要な話じゃないですか！」


先生は呆れてため息を吐いた

先生…お疲れ様です…(・ω・｀)


先生「…もういいや、そんなに決まんないん
　 だったら阿弥陀籤で決めまーす」

全員「えぇぇぇ！！」

先生「当たり前だろ、お前たちが遅いからだ」


先生はもう決めたようで黒板に阿弥陀を描き始める


先生「よし、これでいいな
　 じゃあ、線を辿ってくぞー」


先生は女子の線を次々辿っていく

過ぎゆく女子はみんな、ジェルくんところんくんでなくて嘆いている


うわー、あの2人綺麗にまだ余ってる…

これで当たったら女子からの怒りがより一層深くなる

そんなの溜まったもんじゃ無い…！

お願いします…！

どーか当たりませんように……！

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