鬼殺隊最強の少女だって恋をします (ページ6)

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柱合会議4 ページ6

御「では、手紙を。」

子「はい。
こちらは元柱である鱗滝左近次様から頂いたものです。一部抜粋して読み上げます。
"ーー炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうかお許しください。禰豆子は強靭な精神力で人としての理性を保っています。飢餓状態であっても人を食わず、そのまま2年以上の歳月が経過いたしました。俄には信じ難い状況ですか紛れもない事実です。もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は、竈門炭治郎及びーーー…鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫びいたします。,,」

実「…。切腹するから何だと言うのか。死にたいなら勝手に死に腐れよ。何の保証にもなりはしません。」

実弥…。

煉「不死川の言う通りです！人を食い殺せば取り返しがつかない！！殺された人は戻らない！」

たしかにその通りだった。

御「確かにそうだね。人を襲わないという保証ができない。証明ができない。」

御館様…。

すごい。

説得力が違う。

御「それに炭治郎は鬼舞辻と接触している。」

…え？

嘘でしょ？

皆が口々に話し出す。

しー。

静かになる。

実「理解できません、御館様。人間ならば生かしておいてもいいですが、鬼はダメです。」

不死川さん。

不死川さんは1番鬼に対する執念を持っていると思う。

だから、そうなるのも分かる。

不死川さんの気持ちももちろん分かるし、私も少しそう思ってしまう。

でも、、

信じるって決めたから。

御「実弥…。」

実弥が自分の腕を切った。

3回も箱を刺した。

だが、、

鬼は実弥を襲わなかった。

御「では、これで禰豆子が人を食わないことの証明ができたね。
でも、まだ禰豆子のことを快く思わない人もいるだろう。
だから、証明しなければならない。これから。炭治郎と禰豆子が鬼殺隊として戦えること。役に立てること。

十二鬼月を倒しておいで。そうしたら、みんなに認められる。炭治郎の言葉の重みが変わってくる。」

十二鬼月。

それは簡単に倒せるものじゃない。

でも、

炭治郎くんならできる気がする。

頑張ってほしい。

不思議とそう思った。

炭「はい！俺たちは必ずいつか鬼舞辻の首を切ってみせます！」

え。

御「今の炭治郎には無理だからまずは十二鬼月を倒そうね。」

…まぁ、やる気があるのはいいことだと思う。

私も頑張らないとだなぁ…！