鬼殺隊最強の少女だって恋をします (ページ4)

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柱合会議3 ページ4

実「おィ、Aどういうつもりだァ？いくらAといえど鬼を庇うなんて許せねぇ。」

確かにそうだ。

でも、私は珠代さんみたいに自我を取り戻した人がいるのなら。

それを救いたい。

信じたい。

だって、自我があって戦えるなら人間と同じじゃない？

人の命を無駄にしたくない。

それに、、

冨岡さん。あなたが対立違反になってまで助けたんでしょ？

それは絶対理由がある。

「まだ、どちらにも証拠がありません。そうやってすぐかっとなるのは良くないですよ。」

不死川さんは機嫌の悪そうになったが、いつもみんな私には言い返してこない。

そうこうしているうちに

子「御館様の御成です。」

バッ。

御「みんなよく来てくれたね。空は青いのかな。半年ぶりの柱合会議。顔ぶれが変わらず参加できたことを嬉しく思うよ。」

実「御館様におかれましても、ご壮健で何よりです。」

御「ありがとう。実弥。」

実「恐縮ですが、柱合会議の前にあちらの隊員についてご説明されていただきたいです。」

御「あぁ。そうだね。あの件は私が承認していた。そしてみんなにも認めてほしいと思っている。」

やっぱり。

煉「心より尊敬する御館様であるが、理解できないお考えだ！全力で反対する！！」

(この下は略。

みんなが口々に意見を言う。

私は黙っていた。

御「Aはどう思うかな？」

私は…

「私はみなさんが反対されている気持ちも勿論わかります。
ですが、、私は自我を取り戻し人を食わない鬼に会ったことがあります。
それに、冨岡さん。あなたが対立違反になってまで庇ったんですよね？竈門くんを信じなければ、今まで一緒に戦い、信用していた冨岡さんのことも信じなくなる訳です。私は鬼だけじゃなく冨岡さんのことを信じたい。」

冨岡さんが顔を上げて驚いている。
　
でも、私は思っていることを言っただけ。

御「そうだね。A。人を食わない鬼というのは珠代のことかな？」

そうだ。

私は頷く。

御「でも、みんなは反対が多いみたいだね。」

そりゃそうだろう。