アオイ ページ21
ア「Aさん!どうしたんですか?」
「アオイ!会いたかった〜」
と言ってアオイに抱きついた。
洗濯物を干してるとこだから多分邪魔なんだろうけど、
何も言わずにだきしめてくれた。
ア「しのぶ様ですか?それでしたら診察室にいると思います。」
「まぁ、しのぶちゃんにも会いたいんだけど、アオイとかカナヲとかなほ、すみ、きよにも会いにきたから!」
ア「そうなんですか?会いにきてくれて嬉しいです。」
アオイが笑ってる。
かわいい。
「あ、洗濯物干してるとこだったよね。手伝うよ!」
ア「ダメです。柱の方に手伝わせるなどいけません。それにこれは私の仕事です。」
えぇー
「私がやりたいの。お願い。」
ア「、、分かりました。お願いします。」
そうして干している時分かったことがある。
私は洗濯物が干せない←
いや、干せるのだけど干したことがないから、どう干すのか分からずシワになる。
これじゃ足手まといなんじゃ、、
「ごめんね、自分からやりたいとか言ったのに下手くそで、、」
小さい時から柱だからその時はもう屋敷があって。
隠しの人とか屋敷の人とか色んな人にやってもらってた。
強くなりたい一心で家事なんてほとんどしないから、できない。
ア「大丈夫ですよ。これはこうして、、」
丁寧に教えてもらってなんとかできるようになった。
ア「Aさんはもっと家事もやった方がいいですね。これじゃお嫁に行った時大変ですよ。」
うっ。
てか、お嫁…?
行かないよ?
「私、お嫁行くつもりないよ。鬼殺隊なのに恋なんかしてる暇ない。」
ア「そうかも知れませんが、鬼がいなくなった後はどうするんですか?」
鬼がいなくなった後、、
考えたこともなかった。
だって、鬼を狩るってことは命の危険を伴う。
鬼舞辻を殺す時、私も死ぬ。
そのつもりだったのに。
ア「じゃあ鬼がいなくなったら、私が教えますから。」
それは遠回しに生きていて、とも聞こえた。
アオイなりの優しさだと思う。
「…うん!よろしくね!」
アオイは笑って頷いてくれた。
ア「あ、カナヲ。奥にカナヲがいますから、行ってきてあげてください。」
「分かった。ありがとう!」
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まいまい(プロフ) - ごめんなさいっ!今すぐ外します。教えてくれてありがとうございます。 (2021年2月23日 17時) (レス) id: ab72577554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいまい | 作成日時:2021年2月23日 16時