番外編2 ページ47
JN side
HC「あぁ〜！俺も結婚してぇ〜！！」
RJ「はぁ…早く帰るぞ、、」
ドンヒョクが完全に潰れたので、ロンジュンが介抱して家まで送るらしい。
そして、俺とジェミンはもう一杯飲んでいくことに。
____________
JN「ほんとに好きだったんだね、Aちゃんのこと。」
JM『…好きだった、というか今も好き。』
JN「じゃあ、何で昨日言わなかったの？」
もしかしたら、Aちゃんもまだジェミンに対して気持ちが残っているかもしれないじゃないか。
なのに、なんで言わなかったのか。
JM『…Aちゃんの表情見ると、もう吹っ切れてるような気がして。』
『その時に思ったんだ、遅かったなって。』
『でも、Aちゃんを好きになれて良かった。』
そう語るジェミンの顔は、今まで見た中で一番優しい笑顔だった。
おそらくだけど、この表情はAちゃんにしか見せてなかったんだろうな。
JN「、そっか。」
JM『…ほんと、あの頃の俺って馬鹿だと思う。』
JN「どんな馬鹿？」
Aちゃんのことが好きだと気づくのが遅かったこと？それともAちゃんのことが好きなのに別の女と付き合ったこと？
JM『永遠を信じてたこと。』
『Aちゃんとの関係が永遠に続くと思ってた。そして、あの頃の俺は全てが手に入った気になってた。』
『あんなの理想が作りあげた錯覚でしかないのにね。』
そう切なく笑うジェミンに対して共感しかなかった。
あの頃は確かに"錯覚"に沢山振り回されてた。
まあ、その錯覚が好きだったんだけど。
JN「でも、その錯覚があったからAちゃんのこと好きになったんじゃない？」
JM『そうだねぇ…』
ボソッと呟いてビールを飲むジェミンに、一つだけ質問があった。
JN「Aちゃんとの交換日記で何話してたの？」
聞いてはいけない気がしたが、やはり好奇心には抗えなかった。
JM『んー、秘密。』
きっとジェミンの口から、交換日記について語られることはないんだろう。
誰にも話したくないほど、Aちゃんのことが好きだったんだな。
「そっか、笑」
今日は久しぶりに良い酒が飲めそうだな。
そして、次の日見事二日酔いで仕事に遅刻するとは、まだ誰も知らない。
・
終わり
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風ちゃん(プロフ) - パールさん» 読んでいただきありがとうございます。これからもっといい作品が作れるよう精進いたします。 (2月24日 16時) (
レス) @page47 id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 切なくて泣きました🥲素晴らしい作品をありがとうございます！！ (2月24日 15時) (レス) @page47 id: e93d71faa2 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - wakaさん» 人生は一筋縄では行かないですよね…主が形にしたかったものを主様が全て代弁してくださってます笑 (12月5日 7時) (レス) @page45 id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - そうよね、そんなにうまく人生行かないわよね。甘酸っぱい気持ちと、ほろにがさとそんな感じでした😂 (12月4日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - wakaさん» waka様の思った内容にできず、申し訳ありませんでした…主も一緒になる方向で作りたかったのですが、学生時代の淡い思い出というのをテーマに作っていたので、このような結末にさせて頂きました😭お読みいただき誠にありがとうございました。 (12月4日 21時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2023年11月2日 18時
