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Your side
これじゃ落ち着くどころか、余計ソワソワしてくる。
「…ありがとう、でもほんとに大丈夫だよ、」
JM『Aちゃんはさ、僕と手繋ぐのイヤ？』
…お願いだから、これ以上好きにさせないで欲しい。
その質問の仕方だと、まるでジェミンくんが私と手を繋ぎたいと思ってるみたいではないか。
…でも、ジェミンくんと手を繋ぐのはイヤじゃない、
「…イヤ、じゃない。」
JM『ふふっ、そっか。』
『じゃあ降りるまで、繋いでおこう。』
結局、観覧車を降りるまで一言も話さなかったが手は繋いだままだった。
・
SA「じゃあ、今日はありがとね！楽しかった〜」
JN「こちらこそありがとう〜」
SA「じゃあ、ジェミン帰ろ！」
どうやらジェミンくんとスアちゃんは一緒に帰るらしい。
方向がジェノくんと私とは別だから。
JM『…帰ろっか、Aちゃんまた学校で。』
「、今日は…ありがとう、！」
JM『ふふ、僕もありがとう。』
そう言葉を交わして、私たちは現地解散した。
帰りは…もちろんジェノくんと。
JN「さて、Aさん！」
「…はい」
JN「観覧車で何があったのか教えてくださいね」
ジェミンくんに手を繋がれたこと、そして"手を繋ぐのはイヤか"と聞かれたこと、なぜか前ではなく私の隣に座ったことを話した。
今考えるともっと…恥ずかしい。
JN「絶対にAちゃんのこと好きじゃん」
「っ、それはない！絶対ないよ、！」
JN「だって、"僕と手繋ぐのイヤ？"はもう確定じゃん…」
「いやそれはない！絶対ない！」
JN「なんでそんな頑なに否定するの？笑」
ジェミンくんはきっと、スアちゃんが好きだから。
ここで勘違いしてしまったら、今よりもっと辛くなっちゃう。
でもこんなこと言ったら、ジェノくんがまた怒るかもしれないから胸に秘めておこう。
「…ジェノくん」
JN「ん？」
「いつも、ありがとう…」
JN「親友同士の恋は応援しないとだからね〜笑」
まだ肌寒い季節、ジェノくんはそう言った。
次の日に、
始まってもない恋が、終わることを知らずに。
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風ちゃん(プロフ) - パールさん» 読んでいただきありがとうございます。これからもっといい作品が作れるよう精進いたします。 (2月24日 16時) (
レス) @page47 id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
パール(プロフ) - 切なくて泣きました🥲素晴らしい作品をありがとうございます！！ (2月24日 15時) (レス) @page47 id: e93d71faa2 (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - wakaさん» 人生は一筋縄では行かないですよね…主が形にしたかったものを主様が全て代弁してくださってます笑 (12月5日 7時) (レス) @page45 id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - そうよね、そんなにうまく人生行かないわよね。甘酸っぱい気持ちと、ほろにがさとそんな感じでした😂 (12月4日 21時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
風ちゃん(プロフ) - wakaさん» waka様の思った内容にできず、申し訳ありませんでした…主も一緒になる方向で作りたかったのですが、学生時代の淡い思い出というのをテーマに作っていたので、このような結末にさせて頂きました😭お読みいただき誠にありがとうございました。 (12月4日 21時) (レス) id: 28b3fc24c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風ちゃん | 作成日時：2023年11月2日 18時
