「一を聞いて十を知る」 ページ4
「で、ボス。オレ達にどうしろって言うんだい？まさか、オレ達に幽霊退治しろってわけじゃないよね？」
すると、早乙女の目が光った。
「鋭いですネMr.ジンクウジ！そうです！ST☆RlSHとMs.ナナミ、Mr.クスノキには福井県に住んでいる私の知り合いの陰陽師を駆除説得して欲しいのでス！」
「「「陰陽師！？」」」
「え？社長、なんでそれを僕らが？」
「ユー達がたまたま都合がヨカッタカラデース」
「えぇ...」
さらになんで清掃員の僕が？とも言おうとしたが、諦めた。
「とにかく、おっさんの言うとうりに動けばいいんでしょ？」
音也が訪ねた。
「Mr.イットキ、正解デース！資金などはミー達が出しますのでー？ドウゾ、説得お願いシマース！」
社長のお願いと聞いて、断るものは誰もいなかった。
そして、日曜日。
「あぁ...まさか、こんな時に実家の福井に帰るとは...」
「あ、そっか。幸輔と鈴ちゃんって福井出身だったね」
音也が楠の覗き込んだ。
そして、鈴がいるのは紅一点の春歌を安心されるためである。
「てか、社長達も急だよな。たまたまオフで良かったといえ、もし仕事が入っていたら...」
翔がため息をついた。
「まぁまぁおチビちゃん。折角の福井県なんだから、楽しんで行こう？」
「そうだな...って、お前それ福井行く格好じゃねぇだろ」
「大丈夫だ。来栖、神宮寺のネックレスは後で捨てておく」
「いや、ダメだからな？一応人のものだからな？」
その通りである。
レンの服装はサングラスにネックレス、高そうな方も履いている。
「皆さん、そろそろ新幹線が着きますよ。コラ！音也！愛島さん！勝手に弁当を買いに行かないでください！」
「なんで！？だって、お腹空くよ！？駅弁ぐらいいいじゃん！」
「ワタシは日本に伝わる"エキベン"を食べたいだけデス！」
そう言う音也とセシルは財布を取り出し、駅弁を買う気満々だった。
「駅弁は機内でも買えます。だから、勝手に動かないでください！」
「うぅ...トキヤのバカ、鬼、歌上手い」
「ヒドイです、トキヤ。パーフェクトです！」
「なんで最後褒めたんですか」
楠はため息をついた。
「こんなメンバーで大丈夫かな...」
「大丈夫ですよ。きっと楽しい旅行になりますよ〜」
「私、今日を楽しみにしていました！なので、楠さん！楽しい旅行にしましょうね！」
「そうですね！楽しみましょう」
本当は旅行じゃないんですよ。
そう思っていても無駄だった。
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小冬 - とても面白く、詳しく書いてあるのでわかりやすいです！！幸輔がとても魅力的で面白いです！！これからも頑張ってください！！楽しみにしています (2019年7月17日 20時) (
レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なまけ忍者2 x他1人 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月26日 23時
