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『……B組は……神代類君の居るクラス……ですね……』
言葉にした瞬間、実感がどっと湧いて心臓がばくばくしてきた。
というのも、私は元の世界に居た時、神代類君が最推しだったから。
勿論、プロセカというゲーム自体が大好きなので、どのキャラクターも皆大好きには違いないけれど。
中でもワンダショは推しが所属してるユニットなのもあって、メンバー4人もバーチャルシンガーも皆大好きだ。
そして私は更に気付いてしまう。
『……ちょっと待って。もしかしてワンダショ4人中3人が
追加で更にやばい情報を思い出してしまった。
そうだよく考えたらえむちゃん以外みんな神高じゃないか。なんでそんなに集まってんですかありがとう。
……じゃなくて！！それも相当やばいけど！！
『��異世界転移したら在籍先が推しのクラスだった件について��の方がよっぽどまずいよ、うん』
……クラス入った瞬間まずどんな顔すれば良いんだろう、いっそ距離を取ろうか、いやいや彼のストーリーを知ってて距離を置こうなんて考えはちょっと、
そもそも異世界転移した私が、今まで外から見てきた人達の前で自然に振る舞えるのか、いや自然に関してはもう既に玄関前でわたわたしているから手遅れと言えば手遅れか、
と物凄い勢いで思考を巡らせ、一人であわあわ焦っていると、突如目の前から衝撃が走った。
何故なら……
《キーンコーンカーンコーン……》
《キーンコーンカーンコーン……》
『ん、チャイム？？』
目の前の校舎からチャイムの音が聞こえたからだ。
お陰で、騒がしかった私の頭の中は一気に洗い流される事になった。
ってかこれ何のチャイムだろう……ん？
『……待って今8時台だから、これ朝のHR開始のチャイムじゃ！？』
やばいやばい転移初日から遅刻になる！！
鞄の中身を整え、急いで校舎の入り口へと向かう。
元々居た生徒として扱われるのか、転校生として扱われるのかはともかく、さっきまでがやがやしていたのにチャイムが鳴った瞬間静かになった。
間違いなく遅れたらやばいタイプのチャイムだ。
……って事はこの時点で既に遅刻しているのでは？
と思ったがすぐに考えるのはやめた。
転移直後で色々確認しなきゃいけなかっただけなんだ。うん。私は悪くない。
そうして全速力で玄関に入った私は、今度は自分の下駄箱が何処にあるか分からず、
結局10分程その場を彷徨う事になったのだった。
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星空 かるて(プロフ) - おしめじさん» コメントありがとうございます！いや本当めちゃくちゃ嬉しいです……4月に入ったので徐々に忙しくなりますが、なるべく更新出来たら良いなと思ってます！！ (2023年4月5日 16時) (
レス) id: ede496a435 (このIDを非表示/違反報告)
おしめじ - とても面白くて本当に大好きです！毎日更新してるかなー？ってわくわくしてます！！これからも頑張って下さい！応援してます〜！！ (2023年4月4日 23時) (レス) id: 3581385888 (このIDを非表示/違反報告)
星空 かるて(プロフ) - さふゆわさん» コメントありがとうございます！！中々お話の時間が進まなくて先の展開が頭の中でうずうずしてます！笑 頑張って更新していきます！ (2023年4月4日 10時) (レス) id: ede496a435 (このIDを非表示/違反報告)
さふゆわ - このお話とっても面白いのでお気に入りです！、これからも更新頑張って下さい！ (2023年4月4日 1時) (レス) @page39 id: cde793218e (このIDを非表示/違反報告)
星空 かるて(プロフ) - わわわ、初コメありがとうございます！！ 主人公ちゃんたまに闇属性してますよね……作者の好みでs(((これからも地道に書き綴っていきます！！ (2023年4月3日 16時) (レス) id: ede496a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 かると | 作成日時：2023年3月29日 2時
