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状況が全く飲み込めない。
画面の中のミクちゃんが、私の名前を呼んできた。
さっきから不可解な事しか起きていないこの空間で、画面の中のキャラクターまでもが話しかけてきたとなると、
いよいよ私がおかしくなってしまったのだろうか。
画面を見たまま止まる私に、ミクちゃんは優しい声色で語りかけてきた。
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
「私はね、Aちゃんが叶えたかった本当の想いから生まれたんだよ」
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
再度名前を呼ばれた事で、さっきのが聞き間違いじゃなかったと分かる。
私は何も言わず、彼女の言葉を聞き続けた
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
「ねぇAちゃん。Aちゃんが叶えたかった本当の想いを、私達のセカイで一緒に叶えてみない？」
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
ミクちゃんは、そう私に語りかけた。
ミクちゃんは、私が失った青春を取り戻したいと思っている事、高校に馳せていた様々な想いを知っているらしい。
私の想いから生まれたなら、知っているのも理屈として納得は出来るが、最後に言った��私達のセカイ��って……
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
「私達のセカイには、Aちゃんが叶えたかった想いを、青春を、一緒に叶えてくれる仲間がきっと居る」
「叶えたかった本当の想いを叶えよう」
「そうしたら、その先にあるAちゃんの新しい想いを一緒に……
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
見つけよう
そう言ったミクちゃんに、私は言葉を返す事なく、
気付いたら頷いていた。
そっちの世界に行ったらどうなるのか、何が起きるのか、そんな事も何も聞かずに、
ミクちゃんが言ったその言葉に、ただ首を縦に振っていた。
するとミクちゃんは満開の笑顔になって、
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
「うん、決まりだね！
……それじゃあAちゃん、私は��先で��待ってるよ
行ってらっしゃい！」
*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡*….☆.｡.＊…＊….ﾟ…'*｡
そう言った。するとその言葉を合図に、携帯の画面が七色に強く光り出した。
私は咄嗟に左手のぬいぐるみを両手で抱きしめる。
光はどんどん強さを増し、
やがて自分の周りも部屋も何も見えなくなって……
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星空 かるて(プロフ) - おしめじさん» コメントありがとうございます！いや本当めちゃくちゃ嬉しいです……4月に入ったので徐々に忙しくなりますが、なるべく更新出来たら良いなと思ってます！！ (2023年4月5日 16時) (
レス) id: ede496a435 (このIDを非表示/違反報告)
おしめじ - とても面白くて本当に大好きです！毎日更新してるかなー？ってわくわくしてます！！これからも頑張って下さい！応援してます〜！！ (2023年4月4日 23時) (レス) id: 3581385888 (このIDを非表示/違反報告)
星空 かるて(プロフ) - さふゆわさん» コメントありがとうございます！！中々お話の時間が進まなくて先の展開が頭の中でうずうずしてます！笑 頑張って更新していきます！ (2023年4月4日 10時) (レス) id: ede496a435 (このIDを非表示/違反報告)
さふゆわ - このお話とっても面白いのでお気に入りです！、これからも更新頑張って下さい！ (2023年4月4日 1時) (レス) @page39 id: cde793218e (このIDを非表示/違反報告)
星空 かるて(プロフ) - わわわ、初コメありがとうございます！！ 主人公ちゃんたまに闇属性してますよね……作者の好みでs(((これからも地道に書き綴っていきます！！ (2023年4月3日 16時) (レス) id: ede496a435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 かると | 作成日時：2023年3月29日 2時
